近所で、よく見かけていたお婆さんが、
自宅の階段から落ちて、頸椎骨折。
スポーツカーに、颯爽と乗られていた、
お爺さんが、脳梗塞。
お付き合いもないのに、
なぜか耳に入ってくる。
近所は、週刊文春より、情報は早い!
倒れただけでも、お気の毒なのに、
尾鰭が付いて、プライバシーまで露呈する。
会えば、これ以上無いくらいの笑顔で、
挨拶されるが、通り過ぎた背中に、
視線を感じる。
昔と違って、
村社会では無いので、
「村八分」は、表立って無いが、
明らかに、地域の中でも、派閥はある。
殆どが、後期高齢者を越えてはいるが、
しっかりしたものである。
家の前で、2、3人が、集まっているときは、
通過するには、覚悟がいる。
元来、
人間不信の私は、近しい友人も、
近所付き合いも、親戚筋とも、
親しく交流はしないので、
精神状態は、良好である。
コロナ以降、
べったり仲良しの付き合いの人たちは、
外出自粛や、ソーシャルディスタンスに、
戸惑い、バランスを崩している。
女の人は、
幾つになっても、おしゃべりが必要らしく、
寂しさと、物足りなさがあるのはわかるが、
芸能人並みの、情報交換は辞めましょう。
世の中がデジタル化されて、
スイッチ一つで、勝手に掃除、
家に帰ると、勝手にお風呂が沸いている。
ネットで情報は、キャッチできるが、
アナログのおばあさん達は、
会って、喋るがストレス発散。
確かに、
喋る=機能は上がる=よく食べる
=長生きの秘訣である。
お婆さんの噂話は、「健康の源」位に、
受け止めて、付き合うしかないのである。