風に乗る

何か、大変なことが起こると、

話が聞きたくて、

必ず、連絡を取る友人がいる。

 

「コロナの世の中になった意味は?」

と、唐突に聞くと、

「今回のキーポイントは、風やね!」

と、謎解きの様な言葉を発する。

 

幼い頃からの友人で、

天は二物も三物も与えるのだと、

思える人であった。

容姿端麗で、すこぶる聡明、

その上、人柄は言うことなし。

 

恵まれた資質とは裏腹に、

神様から、もらったものが、良すぎて、

何故か、波乱万丈の人生。

人生の辛苦を、全てクリアして、

今がある。

 

感情は二の次で、客観的に、

何故、そうなるのかを分析する理論家である。

その為には、

歴史や宗教、ありとあらゆる方法で、

追求して、納得してゆく。

 

根拠がわかれば、結果は必然。

「こうなって当たり前!」と、

ケロッとしている。

私のような直感人間からすれば、

人間離れしているので、神々しい。

 

何を質問しても、

禅問答のように答えは、三秒。

凡人の私は、引き下がらず、

「そやけどー!」

「それでもー!」

「おかしいわー!」

と言う言葉に、ニコニコと笑ってる。

 

エビデンスに裏打ちされた立証、

スピリチュアルな解答、

言葉だけではない、

彼女の人生や暮らしを見てきた私には、

反論できず、お手上げである。

 

最後には、

電波が飛び交う宇宙に、

波動と言う風に乗せて、

貴女の思考を、発信して行くこと。

と、伝えられた。

 

この暗号を解くには、

かなり時間が、かかりそうである。