病気の様で、病気でない病気

ゆっくり寝るつもりの土曜日の朝、

頭がズキズキとして、

不快感で、眠りから覚めた。

 

数日前、

芸人の爆笑問題の田中さんが、

脳梗塞のため、緊急入院された事が、

何故か、頭をよぎる。

 

いきなり、ガバッと起きたらいけないと、

自分に言い聞かせながら、

痛い頭の中で、グルグルと思考する。

 

変に知識があるだけに、

自分で自分の医療診断を下すので、

返って、ややこしい時もある。

 

胃が痛いと言えば、心臓、

頭痛がすると言えば、肩こり、

腰が痛いと言えば、内臓疾患、

など、症状と疾病は一致しない事もあり、

簡単には、診断不可能である。

 

何かあって、

医学書見ても、スマホで調べても、

「怖い病気が潜んでる!」

ところに、ぴったりとあう!

 

心配で、

診察に行くと「歳ですわ」

その答えに、安心する人はいるが、

実は、完治治療は出来ず、

大病になる可能性はあるが、

「予防しかない」と言う残念な答えである。

 

山ほど、お薬をもらって、帰ることになり、

「余計病気になりそう!」と疑心暗鬼。

疑いながらも、命も惜しく、

「予防治療」に、通い続ける高齢者で、

病院、医院は満員である。

 

そんな事に、頭を巡らしながら、

いつのまにか、頭痛もなくなり、

美味しいカフェにパンを、

食べてる私がいる。

 

そんな自分の姿に、

私の病気は「ボケ」かもと答えが出る。

病気の様で、病気でない病気で、

「ややこしい!」

若い人達から見れば、

理解不能の人種である。