忖度をしない科学者もいる。

客席側から観ている、私達国民には、

見えている舞台の裏までは、

知り得るはずは無いのである。

 

スカッとする様な脚本でもなく、

眉を顰めてしまう様な役者も登場する。

筋書きの展開も、ダラダラと進まず、

幼稚な台詞が飛び交っている。

 

人道的な見解に立ち、

法律に準拠した対策がなされているなら、

問題はないが、

水面下で、勧められてゆく政治の世界、

歪んだ政府のやり取りに、嫌気がさす。

 

忖度が当たり前の、政治家達にとっては、

顔色すら見ない、医者や科学者達と、

足並み揃わず、チグハグさが暴露する。

 

数字、データ等、

全てエビデンスに裏打ちされた、

科学者達には、太刀打ちができないでいる。

壊れたおもちゃの様に、

「あー、うー、えーっと」

と、情けない返答を繰り返す。

 

ちょっと指摘されると、

「私も、精一杯、頑張っているんです!」

という、言い訳は、

国のリーダーが言うべきでは無い。

夫婦喧嘩じゃあるまいし!

 

今回のコロナ感染を通して、

私達国民が見たものは、

責任を取りたく無い政治家達の姿。

責任は取るものでなく、

果たすものである事を、

わかる人がいないのである。