65歳以上の高齢者は、
「3人に1人は、認知症」
と、いい加減な発信をする。
未だ、認知症の基準は、
誰にも、分からない。
医学的に、ドクターから、
認定されている場合は、
其れなりの、治療方針が決まる。
ややこしいのは、
「認知症もどき」といわれるもの、
表出する症状は、
普通の認知症と変わらないが、
脳の器質的な問題か、
精神的なものなのかが、判断が難しい。
脳のCTやMRIで、
認知症全ては映らない。
日常生活で、
明らかに言動、行動がおかしいのだが、
「まあ、お歳だから」で、済まされる。
コロナ禍によって、
自立していた高齢者が、
環境が大きく変わることにより、
入院、施設入所された話は、良く聞く。
「ちょっと、おかしい?」位で、
突然、日常生活が喪失する。
とんでもない話である。
ある程度、歳を重ねれば、
うつ病の項目に、
丸をつけたら、ほぼ、該当する。
日頃から、「ヤバイなー」
と、感じていたところに、
追い討ちがかけられ、心を病む。
重度の認知症になれば、
命に関わる行動もあるが、
「私、ボケてきたわ」
と、言ってる間は、大丈夫である。
何処かで、
モタモタ、困っている、
私の様な老人を見かけたら、
若い人が、声をかけて、
助けてあげたら、それで済む話である。