「生きる事」をマーケティング

最近は

深い眠りにつけず、

夢うつつが続いている。

 

体調の良し悪しは、

ウェーブのように、やって来る。

うつ的症状として、捉えてはいるが、

不安はあるが、心配はしていない。

 

もちろん、

コロナパンデミックの影響は大きいが、

引き金になっただけである。

 

何十年の間に、深い心の奥底に、

溜め込んで来た揺らぎが、

噴出してきたと、判断している。

 

心の揺れに沿う様に、

身体に変化をきたし、

機能的な低下や、痛みが、

顕著に現れる様になった。

 

心と身体を切り離す事は出来ず、

連動しているのは、

「かなわん」が、致し方なしと、

なるがままに、委ねている。

 

若い頃には、

複雑な社会や不信な人間関係を、

丸呑みして、受け入れてきた事が、

今になって、不消化兆候に、

苛まれている。

 

吹き荒れる嵐の中を、

もろともせず、

「いつの日か、成就する時が!」

と、曖昧な、希望的推測で、生きてきた。

 

辿り着いた場所で、

思い描いていたものも、

形ある、手に入れたかったものも、

何一つなかった事を、実感している。

 

個人の希望と夢などは、

かすみの様に、掌から溢れてゆく。

「幸せのありか」など、

探しても、見つかるものでもない。

 

「生き抜く」事が、

目的であったとしたら、

ただ、生きてるではなく、

どう生きるかを、

マーケティング」すれば、

効果のある人生になったかも知れない。

 

今を、人生の途上と想定すれば、

「まだ、行けるかな?」

と思える、単純な性格が、

うつ病」を重度化にしない、

治療法である。