以前、
有資格者の為の、
小さなアカデミーを、開催していた。
資格取得は、なんとか合格して、
就職先は、決まったが、
さて、現場では右も左も分からない。
有資格者のポジションは、
重要度も高く、
その人の印鑑ひとつで、
売上まで違ってくる様な資格もある。
人には聞けず、
「知らん、分からん」では、
恥をかく、
失敗したら責任問題。
国家資格とは言え、
学校や試験問題と、
現場は、大きく違い、
習ったことなど、通用しない。
有資格者に、
手取り足取り、教えてくれず、
結局、資格の持ち腐れで、
あきらめて、
ただの社員になる人もいる。
「もったいない!」
国の制度の中で、
能力、知識が認められ、
国や公務に貢献できる機会を、
失うのは、残念である。
資格は、ただのパスポート、
知識や、技術を、学び続け、
豊富な経験を積んで、
やっと一人前になる。
専門家としては、それでは遅く、
就職した時点で、
優秀な有資格者で、なくてはならない、
フランスには、
「グランゼコール」という、
「高等職業教育機関」がある。
社会発展に、貢献する、
「高度専門職業人」の養成学校である。
「大学院」レベルの学校である。
卒業すれば、
いきなり重要なポストが与えられ、
海外の重役クラスに、抜擢される。
優秀な人材育成機関である。
日本にはない、
「プチ、グランゼコール」
危険な現場、厳しい職場に、
丸裸ではなく、
対応できる武器を持たせて、
送り出したいと、創設したのである。