人生を、最後まで見届ける。

少し、動くと、

汗ばむ季節に、なって、

間も無くやって来る夏に、

今から、

うんざりしている。

 

「暑い!」ではなく、

「熱い!」灼熱地獄、

水分補給に、

部屋の温度調節、

命取りの「熱中症」。

 

若い頃、

カンカン照りの太陽の下で、

我慢くらべの様に、

焼いていた時代が、嘘の様。

 

今なら、

数分で、救急車で運ばれる。

太陽神とまで、崇められ、

太陽が出なければ、

夜も日も明けぬ。

 

「もう勘弁してよ!」と、

流れ出る汗をぬぐいながらも、

ネクタイにスーツ姿の、

サラリーマンが、気の毒になる。

 

太陽が変わったのではなく、

温暖化による地球の温度変化である。

雨の代わりにひょうが降り、

台風並みの、暴風雨、

 

その上、

日本のあちこちで、

巨大地震の前兆現象が、起こってる。

未だ、

科学者にも、見当がつかない、

地震予測、

 

日本沈没」の映画の様に、

何処にも、逃げ場のない、

小さな領土。

 

様々な、社会混乱が続く中で、

「天変地異」までが、

人間の仕業だとするならば、

救いようがない。

 

そんな時代に、

遭遇したくはなかったが、

まだ、生きてる限り。

否が応でも、

しっかりと、現実を受け止めて、

人生を、見届けなければならない。