「アナログ暮らし」は「生活リハビリ」

寝違えた、背中が痛くて、

目が覚めた。

「薄い、マット」のせいにはしたが、

多分、

「拘縮気味の老化」のせいである。

 

何故か、子供の頃から、

「せんべい布団」ならぬ、

「せんべいマット」の、ベット暮らし。

 

掛け布団にも、

「羽毛布団」など、買った事がない。

そんなフワフワの布団では、

寝相の悪い私のこと、

遠いところへ、飛んでゆく。

 

仕事や、社会に関しては、

最先端のものを、優先するが、

自分の暮らし方は、

「アナログ生活」

 

勝手に、掃除、

勝手に、洗濯から乾燥、

外出先から、勝手に、冷暖房、

食事は、手間暇かけずに、デリバリー

は、皆無である。

 

「便利よー!」

「時は金なり!」

と、友人達からは、進められるが、

身体が動く間は、

人身作戦が、信頼できる。

 

世界が、デジタル化される事には、

進化と進歩があり、

生命が守られる事には、

「大賛成!」

 

まあるく、掃く掃除機では、

もの足らず、

帰るまでに、冷暖房も、

勿体無い、

トイレに至っては、

病院並みの、消毒三昧。

 

こんな姑の居る家には、

「まっぴらごめん」と、

嫁に来ないは、正解である。

 

なんて言いながら、

「リハビリデイ」にも、

「マッサージ」にも、

いけない代わりの、

「生活リハビリ」を、実行継続、

 

便利になりすぎると、

身体が、不便になり、

手作り料理は、頭の体操、

手すりのない不自由は、

筋肉を、鍛えていく。

 

画面に映る、

リモートドクター、

訪問ヘルパーさんの代わりに、

訪問ロボット、

 

いつの日か、

そんな現実が来るけれど、

やっぱり、

温かな手で、優しい言葉で、

看取ってほしいと、望んでいる。