AIとの付き合い方

5月末で、一旦、ブログ日記を終える事になって、何故か、訪問してくださる人達が増えてきています。

このブログを始める頃、息子から、
「かならず、貴方のアンチはいますよ」
は言われていた。

もちろん、この歳で、自分を押し出すような事をするつもりもなく、こそっと自分日誌を、発信するだけであった。

最近、報道されているネット犯罪をみると、大変な事件になっているケースも多い。
鳴り止まぬメールに追い詰められて、日常が地獄と化す。
出会い系サイトで、命を落とす。

誰かとつながる喜びが、一瞬で悲劇と変わる。
人を救う道具が、凶器となる可能性もある。
人は、生きている間に、知りたい、会いたいと思う衝動は、抑えきれないのである。

画面の中だけではなく、生の人間関係を構築し、あらゆる出来事を経験して、真実を見抜く見識を学ばなければ、機械に翻弄されて行く。

目覚ましい科学の進歩に、拍車がかかり、
人間以外のAIやアンドロイドとの暮らしが、
間も無く始まる。

小さなロボットが、ボタン装置もなく、自分で状況判断して、次々と用をなしている姿を見て、ある老人が、
「勝手に判断して、わしを襲って来んかね?」
と、素朴な質問を、若いプログラマーにした。

「大丈夫ですよ!」
としか、答えられない若者の困った顔。

「じゃあ、そんなに好きなら、嫁さんもロボットにするのかね?」
と、再び質問したら、
「キモ!、僕は人間が好きですから!」
と、笑顔で答えた姿を見て、私は安心したのである。