「マイク」が、目の前に来たら
先進国として、選ばれし、
日本という国の前に、
「マイク」が、回ってくる。
聴く側に、
納得させる言葉を、
発信できるかが、問われている。
会社の中で、
友人同士の中で、
問題が起こった時、
堂々と、
自分の意見を、言える人は少ない。
特に、
公務に関わる職場では、
その場の状況に、
社会の流れに、
合わせる傾向があり
決して、
一歩前に出て、矢面には立たない。
そんな人達が、
出世コースに、乗ってこれたのは、
かつては、
平和な日本であったからである。
有事の時代の、今、
混乱と惨事の、中、
「レジリエンス」、
つまりは、
しなやかさや、復元能力が、
求められている。
独自の発想や研究への、
理解と支援の無さ、
SDGsとは名ばかりの、
多様性の遅れた現場、
目先の幸せではなく、
未来を見据えた、
グローバルな人間形成が、
必要になってきた時代に、突入している。
みんなとは違う意見を、
排除せずに、
真摯に受け止める度量が、
問われている。
「マイク」が、目の前に来たら、
俯かず、顔を上げて、
毅然と、意見を言える勇気が、
素晴らしい未来を、創ってゆく。
コロナ感染も、戦争も、
食糧不足も、エネルギー不足も、
国ではなく、
全て、人間の仕業であるならば、
他人事ではなく、
自分事として、解決してゆかねばならない。