日本の上空を、
巨大な台風が、居座っている。
元来、
あっという間に、
過ぎ去るのが、台風である。
荒れ狂う、暴風雨も、
一夜開けると、
嘘のような、青空となる。
台風は、
「秋の訪れ」の、はず。
何もかもが、想定外、
期待はずれの、出来事に、
うんざりしている。
気がつけば、
親しい人達とのメールも、滞り、
繋がった糸が、遠ざかる。
「春が来た!」
と、思う間も無く、
「梅雨が来て!」
知らない内に、
「夏が来た!」
季節の変容に、翻弄される。
コロナで、命を落とし、
熱射病で、倒れ、
暴風雨で、家が人が流される。
誰にも、止めようもない、
悲劇の連続は、止まらない。
いつか、何処かで、
こんな光景を、観たことがある、
旧約聖書「出エビプト記」の
壮大なアニメ。
「唯のマンガ」の中にも、
見落とせない真実が
数千年前にも、あった事が、
今も、心を、よぎっている。