こんな便利な時代に「なんでやのん!」

「真後ろにいる」寒波に、

負けないくらいの、

太陽の日差しの朝。

 

昔を思えば、

「暖房」は、

練炭の炬燵に、炭の火鉢、

「冷房」は、

扇風機に、うちわであった。

 

電気の代わりも、ガスの代わりも、

なんとでもなる時代、

人間の手が必要となる、

めんどくさい作業ではあるが、

 

今は、時代が変わり、

「スイッチ ON」で、

手間が省ける暮らしになった。

さらには、

若者達は、スマホ一つで、

何もかもを操作する。

 

「えらい時代」には、なったけど、

震災、災害だけではなく、

ちょっと「大雨」

ちょっと「大雪」

になれば、

全てのインフラは、ストップする。

 

こんな便利な時代に、

「なんでやのん!」

と、思うけど、

それほど、自然の脅威には、

人間は太刀打ちできず。

 

昔、住んでいた、

築70年の、日本家屋、

「床下」は、住めるほどに深く、

「大黒柱」は、びくともせず、

「庭」は、広くて、焚き火もできる、

その上、

干上がらない「井戸」がある。

 

住んでる時は、

「高層マンション」に、憧れて、

広くて、掃除が大変、

と、難癖つけて、脱出したが、

 

今から思えば、

田舎暮らしが、流行る世の中、

有事の時には、

なんとでもなる、あの家が、

不便なようでも

「良かったかも」と、惜しんでいる。