「降車するなら自己責任!」と、言われたら
連日の寒波、
列車の中で、
10時間「監禁状態」
現代の日本では、
「耳を疑う報道」がされている。
私なら、
「意識不明」で、倒れるか、
その前、「脱出」するか、
どちらかである。
飛行機の中の、アクシデントなら、
脱出は、不可能であるが、
地続きで、歩けるなら、
窓やドアさえ開けば、逃げ出すだろう、
何十キロ歩くなら、考えるが、
車両一台分くらいの距離で、
「駅の明かり」が見える場所で、
立ち往生。
5時間でも、気が遠くなる話。
現に、
不調を訴えた人たちは、
救急車が来て、
さっさと、救い出されたと聞く。
一人の人が、
列車から出ることができるなら、
元気な若者が、
高齢者や子供の手をひいてでも、
助け合って、いけるだろう、
肝心な、
情報提供はないのに、
「勝手に降車するなら、自己責任!」と、
アナウンスが、あったと言う。
「責任を取れ」とか、
「自己責任です」と言う言葉を、
国民が、危険な目に遭ってる時に、
言うべき言葉ではない。
危機管理の対策もせず、
上層部の判断を無視して、
それぞれの列車の責任者が、
「雪の中を、歩いてもらう事に、
躊躇した」と、聞いている。
燃え盛る火事の中、
津波が来る、嵐の中、
一刻も早く、先導して、
安全、安心な場所に、誘導するのが、
使命である。
乗客に、
「降車したら、自己責任ですよ!」
と、言う前に、
列車の責任者が、
「責任を果たす」ために、
動かねばならなかったのである。
「閉じ込められていた人たち」の、
極限の気持ちを、考えれば、
誤って済む問題ではないのである。