キャリアウーマン」と、認められる日

目の前にある、

障害物を、クリアして行くと、

気がつけば、

「講師」になっていた。

 

「なりたくて」

努力したわけでは無く、

階段を、上がって行ったら

結果として、そう成ったのである。

 

振り返れば、

世の為、人の為に、

「何かをせねば」など、

大それた事を、考えもせず、

働いて来た。

 

一昔前は、

「アカデミック」な、資格でない限り、

女性が、男性を差し置いて、

活躍できる職場など、

なかった時代である。

 

「BG」ビジネスガールから、

「OL」オフィスレディ

いわゆる「女性事務員」であり、

ただの「お茶汲み」係であった。

 

専門家や、学者でさえ、

未来が見通せない、

「混迷の世紀」の中で、

人々は、不安と憤りの中にいる。

 

いきなりの、

デジタル化により、

「人間」が、削減されて、

「AI」に、切り替わり、

政府が打ち出した、

「リスキリング」が浮上して、

物議を醸している。

 

学歴社会の日本では、

何処かに、潜り込めて、

辛抱と忍耐で、

「終身雇用」を成し遂げれば、

「そこそこの」人生となる、

時代は、終わったのである。

 

だからと言って、

「リスキリング」の、

講習会や、説明会で、

言われるがままは、

辞めておいたほうが良い。

 

国際経済の、

グローバリズム」が、崩壊して、

世界経済は、「分断化」されて行く、

日本という国が、

どの様な舵取りで、乗り切れるかは、

不透明である。

 

付け焼き刃の、

スキルアップ」で、

習いたての知識や技術だけで、

未来が、保証されるとは、

あり得ない話である。

 

たった、一枚の資格証で、

扉は、開くが、

「報酬」を得るまでには、

人一倍の、学びと、実行と、時間が、

必要とされる。

 

本当の、

「キャリアウーマン」と、

認められる日は、

就いた職務の、

幕が降りる時かも、知れない。