「人生のゴールデンウィーク」を味わっている。
「出だし」を、
雨に、邪魔された、
カレンダーとは、
無縁の暮らしの中でも、
「心の中」は、一進一退がある。
病院の、
廊下を歩いていたら、
いきなり、声をかけられ、
隣のベットの住人らしい。
ドクターやら看護師との、
やりとりで、
お互い様に、
「嫌でも聞こえる」個人情報。
手術して、
切ってチョンの人達ばかりの、
「急性期病棟」
次々に、入って来て、
次々に、出てゆくのである。
昔から、
「日本の医療」は、とても手厚く、
完全完治の状態で、退院さすが、
「欧米」では、
点滴くらいついていても、
平気で、自宅にもどる。
勿論
「費用」も、べらぼうに高く、
「保険制度もない国」は、実費であり、
「病院」など、基本行かない。
「当事者」になると、
つくづく、社会保障のある日本は、
有り難く思う。
医療に関わらず、
死ぬ人などいないが、
若い頃は、
給与から、ごっそり引かれて、
腹も立っていたが、
この歳になってからは、
「ありがたおばさん」みたいに、
年金も、健康保険も、雇用保険も、
身に沁みる。
穏やかな、
病院の窓から見える、
素晴らしい、100万ドルの景色、
安心、安全な場所で、
「人生のゴールデンウィーク」を、
味わっている。