「恨みつらみ」は、墓場まで

何十年も経ってるのに、

たまに思い出し、腹が立つ人がいる。

「絆も、関係」も、

すっかり切れて、人生から消えている。

 

あまりの年月に、

相手は死んでいる場合もある。

それでも、

「ついた古傷」が、チクチクと痛む。

 

たった一言、

「謝ってほしかっただけなのに」と、

当時は、謙虚な事を言っていたが、

実は、

私の人生変えられるくらいの事を、

されていたり、

やってもいない事を、

冤罪をかけられたりしていたのである

 

だから、

「恨みつらみ」は、墓場までと、

決意しているのかも知れない。

加害者にされて来た「被害者」で、

苦しく悲しく、「生きて来た人生」

 

掛け違えた、ボタンから、

小さな石に、躓いたときから、

行先も、

吹く風も、

「思わぬ方向」から、やって来る。

 

相手が他人なら、

「お前の子じゃなし、親じゃなし」と、

割り切れるが、

親、子、兄弟、姉妹、

切っても切れない因縁の人間関係で、

「たちが悪い」

 

歴史ある家系であればあるほど、

「因果応報」が、強いが、

何が起こっても、

ケセラセラの人もいるが、

新興宗教に走る人もいる。

 

生まれた時から、

決められていた、バックグラウンドは、

変えようが無く、

自分のドラマが、創られてゆく。

 

この世を離れるときには、

生まれた時の、

「純粋な心模様」で、

逝きたいと願っている。