「温かな手で」心を抱きしめる。

「心がズタズタ」になる程、

傷ついて、

思い余って、相談できそうな人に、

訴えると、

 

人生誰のせいでもなく、

「自分の責任!」と、ズバリ解答、

こういう答えは、

あまり苦労や悲しみを、

味わったことない「一般論」である。

 

もし、相手の人が、

「かなりの重症」であれば、

心の傷に、追い打ちをかけることになる。

最悪、

「生きる術」を、失う事もある、

 

女性同士であれば、

普段から、相談に慣れっこの人が、

「無難に放つ」一番きつい言葉である。

 

「いい歳して、なにいうてんのん!」

「子供みたいなこと言って!」

残された時間、

「楽しいことだけ考えて、過ごしましょう!」

と、優等生の言葉である。

 

しかし、

相談してきた人からすれば、

「この人なら」と、選んだわけで、

誰でも良かったわけではなく

自分の、

「複雑な真意」を汲み取り、

「心模様」を、察してほしかったのである。

 

私自身も、

相談業務を受けた事はあるが、

「仕事」として、

マニュアル化された通りの対応で、

誰一人、

救えなかったかも知れない。

 

しかし、

自分自身が、反対の立場になり、

「想いを伝える側」になった時には、

何を求めていたか、

分かるような気がする。

 

「温かな手」で、

氷の様に冷たくなった心を、

「抱きしめてもらえたら」

きっと、

頑張れたかも知れない