不倫が普通と言われた時代。

昨今、不倫が取りざたされて、テレビを付ければ不倫騒ぎ。以前、コマーシャルで男の人が小指を立てて、私はこれで会社をやめました!と言うのがあった。不倫で政治家をやめ、芸人も芸の肥やしどころか、ゴミのように扱われる。
こんなことは大きな声で言えないが、私の若い頃は(40年ほど前)男の浮気は甲斐性と言われ、主人の帰りが朝方になっても、浮気かな?と気づいていても知らぬ顔。主人も付き合い麻雀も辛いわと白々しい。私の知り合いなどは、旦那が出張のたびに、トランクに避妊具を入れていたと聞く。成る程、それもいいかなと思ったこともある。しかし、やりたい放題の男性にも知らぬが仏もあり、昔堅気の貞淑な妻も、帰宅が遅く携帯などなかった時代にコソコソしていたことは、往々にあったことを記憶している。夫婦も欧米化して、夫婦で一緒に買い物、旅行、参観日とどこでも一緒となったので、やりづらい?だからと言って、真実のデータは定かでないので不倫が減ったかはわからない。
私の専門講義で社会人教室があり、自己紹介をお願いしたら、離婚数を言う人が増えた。
「私はバツ1でーす」「バツ3でーす」と聞いてもいないのに答える人がいる。後ろめいたこともなく、明るく元気に答えている。
と言うことは、昔のように離婚がそれほど弊害にならず、女性は上手くいけば、慰謝料ももらえて、資産運用になる可能性あり。占いで、あなたは離婚しますとか、因縁ですとか言われても、きゃーとか言ってゲラゲラ笑ってるのも、悪くはないが、本人達は納得しても二次的弊害があれば周りは不幸にもなる。
そう言う私も、主人とはすでに隠れ離婚していることは確かである。
簡単に破れる紙で繋がっているだけの関係は、若い人たちにとやかく言える立場ではありません。どんな時代が来ようが、情報が張り巡らされようが、男と女は狐と狸の化かし合いかなと思えば、もう少し高貴な人生でありたかったかなと、他人の分まで、反省!