危険な夏

毎年、あっという間に過ぎてしまう夏も、
今年は、今から、これからである。
命に関わる異常気象、命を優先と、毎日のように、報道されている。
それでも、子供たちにとっては、待ちに待った夏休み!
異常気象もどこ吹く風である。
そんな子供に引きずられて、親も、年寄りも、
たまったもんじゃない。
「お金を出すから、あんたがたで行って来て」
と、言いたいところだが、家族で行けるのも、
最後になるからと、子供たちに言われて、断れず。
この猛暑の中で、若い人も倒れてる事態、
本当の、人生の最後になったら、どうすんの?
北海道も、沖縄も、消えはしません。
どうか、高齢者は、静かに自宅で、秋になるのを待ってください。
「命を優先してください。」
と、叫んでるキャスターもおかしいが、
対処療法ではなく、地球規模の異常気象から、
連動した話である。
春、夏、秋、冬、必ず四季が巡り来るとの確約は、もはやない可能性もある。
人間の欲望が、もたらした地球破壊は、
人災に等しい。
ブレーキのきかない暴走列車に乗って、未来に向かいたくはない。
「危険な夏」の原因を、深く考える必要があるかも知れない。