喉が詰まって、食べれない。

「朝食から、ステーキを食べるんです!」

と言われていた、加山雄三さんが、

緊急入院された。

 

私達の若い頃には、

若大将シリーズ」の映画では、

憧れのスター。

あれから、50年!

もう、かなりのお歳ですから、致し方なし。

 

関西は、昔から有名な神戸牛があり、

家族でお食事、

何かのお祝い、

生意気なボーイフレンドとのデート、

特別なお食事は、ステーキ料理。

 

「たまには、頑張る自分に、ご褒美」

と、勝手な理由をつけて、

霜降り牛のステーキを、頂く楽しみもある。

 

コロナ渦の中で、

何もかもがびっくりするほどの値上がりで、

スーパーに行っても、お肉も野菜も遠のいて、

お弁当に手が伸びる。

 

地球上の自然を破壊し、生態系が壊れ、

絶滅種になる程、食べ尽くしてきた、

人間の強欲な結果は、

お金があっても、物がない。

いつの日か、食糧難の時代が来るのです。

 

日本の「食品ロス」は、年間600万トン。

想像を超える食品を廃棄している。

その反面、

貧困で、餓死してゆく子供達が、

世界中に、存在している。

 

それでも人間は、

血の滴るお肉を、食べれるのだろうか?

喉が詰まって、食べられないくらいが、

ちょうど良い。

歯止めの効かない人間にはなりたくない。

 

忘れかけていた、

「堅実な生き方」をする時代が、

再び、やって来たのかも知れない。