バーチャルな街

もう、終わった闘争に、

メディアが、後ろ髪を引っ張り、

ヤンヤ、ヤンヤと、うるさいので、

見ている方も、疲れてくる。

 

昔から、疑り深いので、

政治などには、

表と裏のカラクリがある。

 

波打ち際で、

国民が、チャプチャプしてる間に、

もっと、深い海の底で、

潜水艦に乗ったフィクサーが、

指示を出しているもん!と、思っている。

 

少し、小雨になって、

定休日のひっそりとした、商店街を、

騒々しさから逃れ、散歩した。

 

昔ながらの商店街が線路沿いに続き、

シャッターが締められたお店は、

古さが目立ち、

時代から取り残されたような、

ゴーストタウン。

 

駅近にデパートなどが出来ると、

近隣の小さな商店は、

「反対!商店街を残すんだ!」

と、叫ぶ。

 

どこかで、

聞いたような気がするが、

人々の帰り道になってしまって、

大きなスーパーや、デパートのある場所に、

人々は、移動した。

 

お店は残ったが、お客さんが消えた!

個人の大切なものは、それぞれである。

「私ら、このままで、いいねん!」

と、選挙権を持った高齢者が言う。

 

政治家達が、

その票を獲得するために、

媚び諂う。

 

世界の変動期に、

人間そのものが、変容しなければ、

何も変わらないのである。

 

生きているうちに、

バーチャルな街を、見たいと願っている。