女心と秋の空

昨日までの、

澄み渡る青空はどこにも無い。

今日は、暗雲垂れ込めた様な、

鬱陶しい空が、広がっている。

 

共に、

私の心も、不愉快な風が吹いている。

「女心と秋の空」

言葉通りに、コロコロ変わる私がいる。

 

「あー、しんど」と、

諦めてしまえば、次がない様な気がして、

バランスを取り、心を保とうとする事が、

ストレスになってゆく。

 

複雑怪奇な私が、いつもいる。

そんな自分も、嫌いでは無い。

秋の味覚、

美味しいモンブランケーキを、食べたら、

「至福の幸せ!」と感じる、

「軽い、お姫様」も、存在している。

 

人の苦しみは、数知れずある。

ひとりぼっちの寂しさ、

お金のない情けなさ、

家庭に恵まれない悲しさ、

 

そして、他人の苦しみを、

「助けてあげれない」切なさもある。

泣いてる暇があるのなら、

苦しい人のそばに行って、

「二人で泣こう」

 

止まったり、走り出したり、

泣いたり、笑ったり、

自分の事を想い、他人の事も想いながら、

良い意味の「女心と秋の空」

と言われたい。

 

これからの時代は、

「女性蔑視の言葉」として、

消えていくかも知れないが、

私は、好きな言葉のひとつである。