一票が、何かを動かすかも知れない

混み合う金曜日の、

デパートの食料品売り場で、

ボーッとレジ待ち。

 

晦日?と思うほど、

カートに、山積みの食料品を積んだ、

老夫婦の後ろに並んだ。

 

見る気はないが、目に入り

買われた物も、合計金額も、

知る事になる。

 

「24000円でございます」

支払い金額に、私がびっくり!

確かに、最近のテイクアウトの商品は、

値段もすごいが、

レストラン並みに、美味しそう!

 

一人暮らしでは、

せいぜい、老舗のちらし寿司を、

はりこむ程度である。

後は、大好きな、焼き立てパンを、

買って、「贅沢品」を楽しむ。

 

2年間のコロナ暮らしの中で、

食生活は、大きく変わった。

ストレスも溜まるがお金も貯まる、

富裕層の人達は、

美味しい物は、躊躇なく買える。

 

かたや、

失業者、シングルマザー、学生達は、

たちまち、その日暮らしとなり、

「今日のお米もない」

 

NPO法人の食糧支援、

地域の子ども食堂

など、支援の窓口はあるが、

知らない人達も、行けない人達もいる。

 

先進国と言われてきた日本の中で、

取り残された人々を、

どう救って行くのかが、問われている。

 

「一時金」で、

解決出来るとは、思えないが、

今すぐ、温かな食べ物を届けてほしい。

 

明日は、選挙投票日、

それぞれの願いを込めた、一票が、

何かを、動かすかも知れない。