「毒を以て、毒を制す」

岸田総理の、

お気に入りの「新資本主義」論、

 

年寄りには、

経済論など、わからんやろと、

口先だけの「理想論」に、

聞こえてならない。

 

政治家が、

経済学者のように、

全てを網羅しているとは思えず、

「机上の空論」に、なりかねない。

 

もともと、

海外で発信されたものを、

日本版にパッケージしたものである。

政府が、「音頭とり」の、パッケージ。

 

個人に投資、

企業に投資、

化学や、温暖化対策に投資って?

 

世界経済を揺るがす戦争の最中、

日本経済も、火の粉を被り、

困窮者が増大している時に、

 

誰に?

何処に?

どうやって?

投資するのか「訳わからん」と、

一般国民は思ってしまう。

 

「希望的推測」の前に、

間違いだらけの、「御給付金」、

食品ロスや、オリンピックの無駄遣い、

 

国民の税金を、

乱用してきた政府の信頼を、

まずは取り戻してから、

「理想論」も、通る。

 

天下の日銀は、

企業の株を買い占めて、

大企業は、「親方日の丸」で、

かろうじて、延命している。

庶民の生活など、

「あっち向いてホイ」の失言に、大炎上。

 

しかし、現実離れした、

綺麗事ばかりで、呑気な政府より、

これ程の、有事の時には、

「毒を以て毒を制す」

という諺があるように、

 

日本の金融を、動かしてきた、

「黒田バズーカ」にも、

一理あるような、気がするのは、

私だけだろうか。