最近は、
公務員も、大きな企業も、
健康診断と、
精神的なストレスチェックは、
ワンセットである。
一昔前は、
企業戦士と呼ばれて、
家にも帰らず、
無理が祟り、大病は当たり前。
パワハラ、セクハラ、
当たり前のような時代の中で、
ピカピカの新入社員も、
一年も経たない内に、
精神が、壊れてゆく。
現代においては、
表向きは、
「決して有るまじき事」として、
厳しく、取り組んでいるが、
社会制度が、多少変わろうが、
人間の「悪の本質」は、
残念ながら変わらない。
あまりに、
個人の自由が、まかり通ると、
秩序が乱れ、
会社の「社格」が、落ちてゆく。
職場や現場でも、
高齢の人が、エビデンスに基づかない、
感情論で、
いい加減な慣習を押し付けたり、
若者は、年上であっても、
「マナーをわきまえない」
言葉が、飛び交う。
ひたすら、真面目に、
働く人に対して、
揶揄ったり、無視したりと、
陰湿なものは、無くなってはいない。
腹に据えかねるような、
「人間否定」の、言葉を言われたら、
毅然と、
「その言葉は撤回してください」
と、相手に、言えれば、
ストレス障害は、発症しないのである。
秩序も、知性も無くした、
民主主義国家日本が
しなければならないことは、
経済だけではないのである。