「人を見たら、泥棒と思え!」

一昔前、

「人を見たら、泥棒と思え!」と言う、

失礼な教えも、あった時代。

 

日本が、

豊かになるに連れて、

そんな言葉も、消えて行ったが、

 

残念ながら、

何十年の時を経て、

「そう言わざるを得ない」

時代に、なって来た。

 

政府が、掲げた、

「国民の、安心安全な暮らし」は、

どこにあるのだろう。

 

外を歩けば、

ブレーキを踏み間違えた、

「車」に引かれて、命を落とし、

 

最初から「毒」を、飲ますつもりで、

デート中に、命をなくす。

 

「安全」なはずの、家に、

「昼夜を問わず」強盗団が襲う、

「危険予測」など、

想定外の、日本となった。

 

昔なら、

「危険」な人物には、近寄らず、

「危険」な場所には、行かず、

「危険」な時間には、出歩かない

それなりの「ルール」があって、

 

「結界」を、飛び越えなければ、

防御出来る、

「暗黙の法則」が、あった。

 

「24時間365日」

ポケットのスマホは、動き続け、

「用心棒」みたいな存在と、

勘違い。

 

「ジョーカー」も、

「殺人鬼」も、

「ルフィ」も、

ポケットのスマホの中に、潜んでる。

 

後生大事に抱えてる、

スマホ」が、

「安全なツール」にも、

「危険なツール」にも、なって行く。

 

危険と安全は、

相対であり、

「安全地帯」の危険率

「危険地帯」の安全率も、

ゼロではないとすれば、

 

同じ確率ならば、

人間が、危険な目に遭い、

命を落とす事は、

運命だけでは片付けられず、

誰にでも、「遭遇可能」な、

出来事である。

 

それならば、

「大切な人」の近くで、

「心地よい場所」に住み、

「有意義な時間」を、過ごしたいと、

願うしかないのである。