生き抜いているだけで、「素晴らしい」

「出遅れた真夏」と、

「いき遅れた梅雨」が、

絡んだまま、どうにもならない、

季節を、作り上げてしまった。

 

「一握り」の、

小さな国の中で、

かたや、

「カラッカラ」の、干上がった気候、

片方では、

「山をも崩して」いく、泥の川が、

猛威を振るって、命さえ奪っている、、

 

未だ、

「味わったことのないこの現象」が、

世界的な温暖現象と、

学者達が、言い出してから長いが、

「こんなん生まれて初めて!

なんでやろ!」と、

人間は、理解も、納得もしようとしない。

 

戦後、

とんとん拍子で、復興をとげ、

時代の追い風も、関係して、

あっという間に、

経済、教育、暮らしの質が、

世界の先進国G7の仲間入りをした。

 

先人達の並々ならぬ、

努力によって、推しも押されぬ、

世界の、日本にはなったのである。

 

なんの苦労のない、

「ボンボンお嬢」に、罪はないか、

他力本願できた、長い人生が、

100年近くも続けば、

自分の頭の上に爆弾が、

落ちない限り、

何が起こっているか、わからないのである。

 

何処かの、

年老いた有名人が、

若者達に向けて、

「君達は、どういきるか」という、

映画を発信したと言う。

 

なげかけるのは、

自由であるが、

私達もまた、長く生きて、

未だ、答えも見つけることもできず、

「彷徨っている人たち」も、いる、

 

「答えのない答え」が、

永遠に続いてゆく、人生の中で、

大切な「命」を、胸に抱き締めて、

時間という世界を、

生き抜いてるだけで、

「素晴らしい」人生としたい。