「沈む船」に、乗ってはいけない。
「目の前」で、
人が線路に飛び込み、
「後ろ」から、
ナイフで切りつけられ、
「頭の上」から、
鉄骨が落ちてくる、
昔の日本では、
まま、考えられないアクシデントが、
街中で、起こっている。
「うっかり」
「のんびり」
「ボォーッ」と、歩いてられない、
昨今、
誰も、原因を追及せず、
メディアは、事件を追わない。
世界中で、
「幼い子供たち」が、
血だらけの姿で、映し出されても、
「お祭り騒ぎ」のニュースを、
あふれる笑顔で、報道する姿に、
「不気味な怖さ」を、感じる、
この国は、
どうなってゆくのかを、
どこに向かってゆくのか、
「命短かし者」としては、
いきどおり、心彷徨う。
「国の領土」がかけてゆく、
「人の生命」が、減少する、
「お金の価値」は、紙切れになってゆく、
これほどまでに、
生きづらい世の中を、
未だ味わったこともない人々を、
「沈む船」に、
乗せようとしている政府の要人たち。
「経済!経済!経済!」
偽りの楽園を、
叫び続けている政治家達も、
狂っていく。
心の奥深く、
しまい込んでいた「純粋な真実」を、
今、一度、
見つめ直せば、
人生の中で、「最も大切なもの」の、
輪郭が浮かび上がってくる。