「後半人生」の幕開け

眠っているお腹の上で、

携帯が鳴っている。

 

眠りの中で、応答すると、

親しい友人からである。

 

歳を重ねて、

体力も衰え、

精神力も弱り、

動きすぎると、疲労が襲い、

ズルズルと、ベットの中に、逆戻り。

 

「まだまだ、人生、

捨てたもんじゃ無いですよ!」

と、宣う、、

「前半の人生」の40年、

周りに洗脳されたか如く、

アホでマヌケな、ボンボン社長、

 

「幸か不幸」か、

会社が倒産、お金もなくなり、

全てを、喪失したら、

生まれて初めて、自由が手に入り、

「衣食住」、

無いならどうぞと、親切な人達に助けられ、

 

持ち得る資格で、

今すぐ出来るのは、「おかかえ運転手」

希望の道を、走り出して、

「後半人生」の、幕開けとなった。

 

教育者の「お抱え運転手」が、

幸いしての、

リスキリングが積み上がり、

気がつけば、教壇の前に立つ、

「講師」となって、教育の仲間入り。

 

世界中を震撼させた、

コロナ禍を越えて、

経済低迷の中で、ロシアの侵略、

温暖化による、地球の異変、

 

不幸せ、苦労、貧しさ、悲しみ、

「前半人生」の経験は、

「後半人生」を、乗り越える力となった。

 

「机上の空論」だけでは無い、

社会での経験が、

「AIチャットgpt」には無い、

面白さはあるかも知れないのである。