薄皮を、めくるが如く、
ほんのりと、
秋の風を、感じないわけではない。
まさか、
「お正月まで」、
熱さが続くとは、思えないが、
来年を、迎える頃には、
すっかり、環境も日常も、
変容しているだろう。
勿論、
自然の気候が、ずれていけば、
それなりに、暮らしの中も
「カレンダー通り」にはならず、
春夏秋冬が、彩りを変えてゆく。
今までは、
「必要だったもの」が、不必要になり、
逆に、
「要らんもん」が、「絶対、いる!」
事になる。
見た事も、聞いた事もないような、
「家電」や、「乗り物」や、「日用品」
珍しもん好きの私としては、
「新製品」に、ドキドキ、ワクワク、
歓喜の「嬉しさ!」
私達が、まだ若かりし頃、
小松左京の、「SF小説」が、流行り、
「未来の地球に、人間の暮らし方」
嘘八百で、面白おかしく描いた、世界、
本当だった事に、
小松左京が生きてれば、
本人が、一番びっくり!しただろう。
後、10年、生きれば、
「車」は、空を飛び、
「船」は、高速道路を走り、
「飛行機」は、宇宙へ向かう。
この素晴らしい星の、
「生物だった事」に、誇りを持って、
自由な時間を、味わって、
消えてゆきたい。