「お気に入りのベット」で、

朝からの、

バタバタの用事を済ませ、

「否が応でも、何が何でも」

すべき事を済ませて、

 

テレビの前の、「ソファ」に、

横に、なれた時は、

お昼の、12時を回っている、

 

「ああ、しんど!」

足が棒見たいとはこのことなり、

「片足」が、人工骨頭で、

棒ではないが、人工物である。

 

「痛み」も、感じず、

「暑さ寒さ」も感じはしないが、

なんとも味気なく、

死んで、焼いても、

灰のなかで、「生々しく残ってる」

 

金歯みたいに、金にしとけば、

みんなが取り合いになるかしら?

なんて事を考えながら、

「柔らかなソファ」の中に、

落ちてゆく。

 

高い物ではないが、

IKEAで買った、このソファ、

実は、「ベットに早替わり」

広げれば、家族全員で横並び、

どんなに、寝癖が悪くても、

「落下する事はない」すぐれもの。

 

IKEAが、

最初に日本で、店舗展開した時から、

数えきれないほど買って来た。

 

「狭い家」なら、

ベットの上で作業ができて、

「広い家」なら、

ベットのままで、大型犬が占領する。

 

高齢になり、

人並みに、

「生脚と人工脚」のハイブリッド!

そろそろ、

自動で動く、便利な、

「介護ベッド」を勧められるが、

私は、死ぬまでIKEAのベット!

 

両手いっぱい、

両足いっぱい、

広げて、瞼を閉じれば、

青い空の下、緑の絨毯敷き詰めた大地に

寝っ転がってる、夢の世界。

 

ベットの組み立てが、大変になっても、

身体が不自由になっても、

「お気に入りのベッド」で、

やすらかに眠りたいのである。