「元旦」を迎える前に、

「師走」を駆け抜ける、

音が、冷たい風に乗って、

聞こえてくる。

 

何十年も、迎えて来た、

「新年」

色も形もしきたりさえも、

変わらぬ、日本の文化、

 

最近は、

お料理は、デパートやウーバーが、

届けてくれて、

お年玉代わりに、ネット注文が届いたり、

里帰りや、海外旅行で、

家は空っぽ、お正月。

 

どんな形になり変わっても、

「元旦」を、迎える前に、

「新しい年」の始まりの前に、

「家も人間」も身綺麗にしたいのは、

昔も今も、変わらない。

 

歳を、重ねるたびに、

「断捨離」はして来たつもりだが、

ごそごそ、あちこち触りだすと、

いつのまにか、

「要らんもん」が増えている、

 

「だれ、こんなもん買ったん?」

本人である!

「残る様なものは購入せず!」と、

言いながら、

買ってしまうのは「癖?」

それとも「病気?」

 

片付けするたびに、

潔ぎ良く、ゴミ袋に消えるもの!

潔ぎ悪く、やっぱり置いとこ!

何のために、

断捨離してるのか意味不明である。

 

買う時は、

「絶対いるわ!」

「お金がかかっても、必要!」

何やかやと理屈をつけて、

購入するが、

「喉元過ぎれば」見向きもしない。

 

えてして、

女性には、多いと聞くが、

「みそにもくそ」にも、ならんもんを

欲しがり、

飽きれば「邪魔」になる。

 

物は、すてれるが、

人間は、飽きても、邪魔になっても、

簡単に、断捨離はできないのである。