笑えない私がいる

久しぶりに訪れた友人に、

「暗い部屋で、パソコンとテレビだけ

見てたら、おかしくもなるわよ!」

と、変わり果てた姿を見て、

外出する様に、言われた。

 

明るく、元気になれないのである。

うつ病ではないが、

「平和だった日常」が、

地球上から無くなり、

非日常になり「心を痛めてしまった」

 

「あんたが考えたところで、

どうしようもないでしょう?」

と、いわれても、

「見ざる、言わざる、聞かざる」など、

世界の果てまで、映し出される

通信社会になれば、避けようもない。

 

戦争は、

今日、決裂したから、

始まったわけではない

長い歴史の中で、

状況が変わろうが、人が変わろうが、

「因子を植えつけられて」

人間の心の中で、立派に成長していく。

 

いつの日か、

後戻りできない事になる。

ロシアのプーチンが、

キーウに、総攻撃をかけて、

ウクライナを、根絶やしにする」と、

言ってる。

何千年の屈辱を、

限界を超えて、「イスラエルが報復する」

 

「目的」は、

相手に取られた領土、

「標的」は、

全ての生命体。

「ぺんぺん草も生えない」ほど、

根絶やしにしようとする、

もっとも、恐ろしい計画が、

遂行されてゆく

 

「世界地図を広げて」

インク消しで、

邪魔なる専制主義の、最たる人物を消しても、

同じ因子を持つ、人間が、

次々に、生まれ出る。

 

「ミサイルの音」も聞こえず、

「血生臭い」匂いもせず、

テレビに映し出される、

平和な家族の姿から、

日本が、

これらの戦争に、巻き込まれてゆく、

要因は、

今のところ、ないとは言えない。

 

宇宙からすれば、

この小さな星に住む、人間の仕業に、

どうすることもできず、

「天変地異」は起こり続けて、

どうすれすべもない。

 

「何の罪もない」子供達のために、

「何の罪もない」若者達が、

「祖国の未来」を、子供達に残すために

生きるために脱出した故郷へ、

戻り始めている。

 

自分の命を意味あるものに、

するために、

「選ぶしかなかった」火の海へ、

美しい心を、投函する。

 

たった一人の聖者の姿すら、

今は、見えないのである。

そんな時代に、

「暗い顔はやめて、元気になろう」

と、言われても。笑えない私がいる。