悪口は遺伝する

ほとんどの女性は、悪口が好きである。
子供達が、幼稚園や、学校に行ってる時間、
ママ友達は、いない人の悪口を言う。
親戚が、集まれば、嫁の悪口を言う。
一人が言い出すと、拍車がかかり盛り上がる。
悪口を言ってると分かった上で、
みんなで渡れば怖くない式で、
喋りまくるのである。
本人と直接関わってもいないのに、自分にされたが如く、噂話も自分の体験談になる。
会ったこともない、徳川家康の事すらも、
知り合いの如く、こき下ろす人もいる。
コーヒーを飲みながら、ケーキを食べながら、
お茶を飲みながら、おまんじゅうを食べながら
悪口には食べ物が、必ず、セットである。
男性にはこんな暇な時間はないので、
やはり、女性の特権である。
人のことで、言いたい放題した後は、
何だか、スッキリとして、体が軽くなる。
ストレス解消法の一つなのかもしれないが、
後味は、良くはないはず。
悪口は字の如く、悪い口。
悪口は官能の世界だが、終われば、見事に自分に返ってくる。
普段、綺麗事を言い、善人ぶってる人ほど、
ギャップは大きく、吐いた言葉は、戻らない。
だから、悪口の前には、
「誰にも言わんといてね。ここだけの話」
と、前置きするが、1人に言ったら、100人に伝わると、思わなければならない。
今は、ネット時代だから、一瞬で拡散する。
幼い我が子が、人の悪口を言ったら、
その原因は、親である自分と思って、
間違いはない。