言葉は個性

「うぜぇー」
「くせぇー」
「すげぇー」
文字にするのも、憚られるような言葉を、
若く、美しい女性達が、普通に発している。
聞いていると、何故か、心がチクチクする。
「そんな綺麗な顔して、どうしてそんな言葉が出るの?」
と、素直に感じる。
言葉の使い方は、相手の領域なので、私からは意見は言えない。
個人情報流出どころか、自らテレビにネットに、本人がアピールするので、見たくなくても、聞きたくなくても、自然に受け止めることにはなる。
若い人達とのコミュニケーションは、とても大切にはしてきたが、私の言語野にない言葉が飛び交うと、一瞬戸惑う自分がいることは確かである。
若者の間に生まれた言葉が、国語辞典にも掲載される時代にはなっているので、なるべく理解して取り入れようとするのだが、これらの言葉は、心が撥ね付ける。
貴方の個性に、意識して取り入れているのか、
社会に対する反発から出るのか、
それとも自虐の悲しい行為なのか、
「みんな使ってるやん!」
という答えではない理由を聞きたい位、
美しき女性達の成長を願っている。
可愛らしい本当の貴方とコミュニケーションを取りたいと思っているだけである。