既に未来の中

暮らしの中の、生活必需品に関しては、待たずして未来は手に入る。
人間の手を借りずして、全ては自動になる。
平成生まれの若者が、テレビのインタビューで
「免許証なんて取りませんよ。車は自動運転になるのに。」
と言うことは、高齢者は免許証返さなくても、OK!って事?
間も無く、すべての乗り物に運転手さんはいなくなる。
サラリーマンはたまには会社に行くけれど、
基本、自宅就業。
この件に関しては、世界的傾向で、日本が遅れているだけである。
と、言うことは、学校も自宅学習の可能性は、否定できない。
子供達は、いじめや事故に合わないので安心?
ファッションは、好きな洋服をスプレーしたら、ボディーペインティング出来て、場所を取るクローゼットは要らない。
食生活は、宇宙食の応用品が開発されて、
三粒で、1日のカロリーは摂取できるので、
おデブちゃんはいなくなる。
「いずれ、医療の分野では外科手術は無くなりますよ」
身体を切り刻まなくても、癌になっても薬、ガン予防に薬。
ノーベル賞取ったドクターが、証明済み。
介護の分野も、既にロボット介護で、寝たきりだった人が、ロボットの装具をつけて、歩行訓練。
寝返りは、ベットがゆりかごのように動き、
辛い褥瘡は無くなるだろう。
しかし、オムツ交換はどうするの?
そんな器用なロボットが、ベテランの介護員を超える日が来るかは、疑問ではある。
ひょっとしたら、排泄をしなくてもいい薬が発明されるかもしれない。
目覚ましい科学の進歩が、神の域を越えたら、
人間の存在はどうなるのかしら?
昭和生まれの老人には、何も言えない時代に、
突入した事を実感している。