高齢者のリモートワーク

最近、内職をしだしたら、

ふと気がついたことがある。

 

内職という言葉は、

積み上げた材料のダンボールに囲まれて、

一人で、寂しく、コツコツしているイメージ。

 

コロナのおかげで、世間では、

リモートワーク、テレワークが大流行。

 

仕事内容は、神戸の居酒屋さんの料理、

ソース類など生物以外の仕込みである。

いわゆる、セントラルキッチン。

そして、リモートワークである。

 

朝の3時間ほどであるが、

めちゃ、楽しい!

もともと、お料理はストレス発散で、

チョコチョコとめんどくさいお料理を、

手間暇かけて作るタイプである。

 

私の働き方条件は、かなり厳しく、

ハローワークに行っても、まず無いのである。

 

70歳を過ぎている。

足が悪くて、長時間たっていられない。

朝からお化粧して、通いたくない。

口と手だけは達者である。

 

この難しい条件にあったのが、

今回のリモートワーク。

ボケ出した頭のリハビリにもなるし、

何より、この年で稼げるのが嬉しい!

 

若い人達が、このコロナ渦の中を、

一生懸命に働いている。

仕事帰り、レトロでおしゃれな居酒屋に、

立ち寄って、つめたーい🍺を呑んで、

明日の活力を補給する。

 

そんな若者を、影で応援できると思うと、

嬉しくて、一生懸命美味しく作る。

デイサービスに行くよりは、生きがいはある。

 

立ち止まる事なく、働き続けてきた私は、

今も、なんらかの形で社会に貢献したい。

何故なら、

人間は、仕事、「事に仕える」使命を持って

生まれてきたからです。