急に、
寒くなったとて、驚きはしない。
御歳、
80年を前にして、
ほぼ驚くことなど、皆無に等しい。
季節など、
毎年違って当たり前、
「春夏秋冬」ひっくり返っても驚かぬ、
「寒けりゃ」一枚余分に増やし、
「暑けりゃ」勝手に脱げばよし、
いちいち、
天気予報のお姉さんが、
「こんな感じで行かれたら」と、
ファションまで、
指示命令は、結構で、
「冬に袖なし」
「夏に毛皮」を羽織っても、
誰にも、迷惑はかけないのである。
一昔前なら、
そんな格好で、1メートルも歩けば、
誰も近付かず、変人扱いであったが、
今は、
「自由な生き方」が、推奨される、
良き時代になった。
制度やルールは、
守らなければならないが、
言語の主張も、パフォーマンスも、
「自由民主主義」の範囲である。
本来ならば、まだ見ぬ未来へと、
夢を馳せるが、
「過去へと、元返していく」、
感さえある。
何もかもが、デジタル化になり、
AIロボットが、人間を助けて、
新しい世界になるはずが、
どこに行っても、「未だアナログ」
むしろ、レトロブームになり変わる。
AIロボットなど、
イベントの代物にしかならず、
暮らし中には、登場せず。
衣、食、住の、
素晴らしい未来に、夢を馳せ、
時代の移り変わりの中で、
若者とのチェンジは、
もはや、望めなくなったのだろうか?