「当たり前」が、何処かに消えた

未だかつて、

「雪国」には、住んだ事がないので、

テレビで報道されても、

絵空事で有る。

 

粉雪舞い散る、

「ホワイトクリスマス」や、

何処までも続く、

「静かなる銀世界」ならば、

一度くらいは、体験したい、

 

「移住体験」ができるように、

村をあげて、

「山小屋風住宅」や、「畑」などそろえて、

移住者を待ってはいるが、

若い人や、よほど経験がないと、

定住はしないそうである。

 

寒さに弱い私は、

10月頃から、暖房出して、

5月頃まで、ストーブは出したままである。

一年に、一度か二度程度の、

雪降る夜の「銀世界」に、大喜び。

 

最近の自然の脅威に、

春には、大雨洪水で、

夏には、身体が溶けんばかりの高熱で、

秋は、何処にいったか見当たらず、

冬には、可憐な桜が咲いて、

日本の四季まで、メチャクチャである。

 

何もかもが、

一瞬で、変容して、

「当たり前」が、何処かに消えて、

「非常識」が、最前列に並んでる。

 

長い歴史の中で、

作り上げて来た、

「常識も、教養も、人道」さえも、

変わってゆくなら、

幼い頃からたたきこまれた、

「教え」は、どうなっていくのだろう。