「本音と立て前」が通用しない時代

日本人は、

「そこそこ」、

「まあまあ」

「ボチボチ」が、すきであるが、

これほど、難しい采配はない。

 

何を、基準にするかで、

ずいぶん違ってくるので、

ある人から見れば、

「そんなもんで、充分でしょ!」と、

思っても、

「こんなもんでは、

への突っ張りにもならん!」と、宣う。

 

お互い、どこで折り合うかであるが、

得てして、

日本人の多くは、

「ええかっこしー」が、多い。

 

その場では、

「それ以上は、滅相もない!」と、

いいながら、

裏では、「もう少し、腹の座った人かと、

思ってた」と陰口を叩く

 

「どっちやねん!」といわれても、

じつは、どちらでもなく

周りを見渡しながら

「そんなもんでしょ!」と、いわれたら、

ほんとほんと、

「うちにはもったいないくらいの話」で、

人が決めて収まるのである。

 

これが、

日本人特有の、「本音と建前」で、

商売にも、ビジネスにも、

うまく、使われてきたが、

これからの時代には、

消失してゆくだろう。

 

ついつい、

一般人同士の付き合いにも

「本音と建前」を使う人がいたが、

「嘘つき」にされてしまうので、

要注意である。

 

日本語は、

今の若い人もそうだが、

次々と、

「新語」が生み出されて、

私達高齢者は理解できず、

外国語みたいなもんである。

 

しかし、

おたがい、言葉がつうじない方が、

「わからんまま」に、」知らんまま」に

いった方が、

ある意味、平和なのかも知れない。

 

若い人たちが、

昭和生まれが書く、ブログを見ても、

「ヤバくね!」と、

笑われて終わる、世界にはなってはきた。