芦屋の街に招く。

以前から噂はあったが、はっきりしたことは、知らなかった。
JR芦屋近辺が、リニョーアルしてステーションビルができるらしい。
先日、芦屋大丸4階にあるショップをのぞいたら、店員さんが駆け寄ってきて、
「3月17日で閉店になるんです」
「やっぱりね。芦屋の年寄りは困るやろね」
私自身も、芦屋大丸ができたころから、本当にお世話になった。
大阪と三ノ宮の真ん中にあり、生活必需品から
数は少ないが、ブランドのショップなどもあり、何より地下の食料品売り場は、こじんまりと、スーパーより新鮮で買いやすかったのである。
芦屋近辺の高齢者が、タクシーで行き来出来、、降りれば買い物カートを歩行器がわりに使っての、楽しい時間であったと思う。
小さいホテルではあるが、竹園があり、大手銀行は全て揃っていて、その上、大丸デパート。
申し分ないシルバータウンであった。
どこが開発するのかわからないが、若い人達も集まれるような街づくりを計画しているのだと思う。
一年後、オリンピックに向けて、グランドデザインされた芦屋がお目見えする。
老若男女みんなが、楽しめる場所になってほしいと願う。
小さな街ではあるが、北には六甲山脈の山並み、南には青い海が見える閑静な家々が立ち並び、美しく、品性は守りぬかれてきた。
何か公的な機関や民間のショッピングセンターが出来るとなると、何かと反対されることがあるという。
若い人たちには色々事情があるだろうが、私達高齢者は、寛容に受け止めたいと思う。
過度な宣伝は芦屋市の条例により、謙虚に打ち出されるだろうし、遠い所からも、外国の人達も、芦屋に訪れ感動してもらいたい。
閉鎖的な思考や、意地悪な考えはやめて、
インターナショナルな街になってほしいと、
望んでいる。