芦屋の朝

JR芦屋近辺が、一年をかけて、大きく改装が行われる。
それに伴い、幾多の馴染みのお店が消えてしまった。
芦屋大丸の中にあったUCCには、開店当時から、お世話になり、大好きな喫茶店であったが、残念ながら閉店した。
私は、ブログをしたり、本を読んだりするので、できれば、落ち着いた静かな店がいい。
次なるポイントを探していたら、いつも通り道にしか歩いてなかったコープのスーパーの中に、ひっそりとファミリー思考のオープンカフェがあったので、入って見た。
インテリア感もなく、照明もムードもなく、カウンターで買って、自分で運ぶ。
いわゆるファーストフード店である。
コーヒー一杯250円!
めちゃ、安い!
人件費にも、内装費にもお金がかかっていないので、こうなるか。
少し、顔の刺さない端の席に座ってみれば、なかなか居心地は良く、私の方からは店全体は見渡せる。
以前のおしゃれな店にはそれなりの客が来ていたが、ここはここで、個性ある人がいて、楽しみである。
孤独な暮らしをしているので、私の喫茶店通いは、人間ウオッチング。
時々、聞こえてくる人々のお困り事。
顔を付き合わせてのひそひそ話も、狭い場所では丸聞こえ。
思わず、アドバイスしたくなる。
どうあれ、これからの1年間、このフィールドで、1日が始まる。
孤独を味わっている暇がないのである。