嵐の中の旅立ち

天皇は来年で還暦を迎えられて、一般人なら、
いったん終止符を打つ歳である。
しかし、天皇として、これからが使命あるお仕事のスタートが始まる。

皇后様は、心に深い傷を負われ、静かに静養されていた日々から、一躍、重要なポジションに復帰される。

私達の様に、
「もう、引退させて欲しい!」
など、死んでも言えない。

「令和はどんな時代になって欲しいですか?」のインタビューに、国民は皆、
「平和になって欲しい」
「災害がない国になって欲しい」
と、答える。

30年以内に、「震災は確実に来る」と報道されている。
世界的な自然破壊、大国の経済戦争、この事実を受け止めて、自己決定して、個人で動かねばならない現実がもう目の前に来ている。

「願う」のは、やめねばならない。
「依存」も、やめねばならない。

願っても、祈っても、勝手には、平和はやっては来ない。
恐ろしいことが来る前に準備して、来た時には、覚悟して生き抜かねばならない。
と、すでに宣告されている。

雨で始まった令和の時代。
令の字に雨が降り、零(れい)とも(ぜろ)
とも読めると言った人がいる。

平成の時代にピリオドがうたれ、
0からスタートする令和の時代が、大きく右旋回を始めた。

吹き荒れる嵐の中を、
全ての人たちが、力を合わせて、役に立てる事をして行く時代になったように感じている。