韓国の在宅ドクター。

神戸市の元町や三ノ宮、少し西に行って長田区や兵庫区には、在日の中国人や韓国人の人達が、たくさん住んでいる。

私も仕事柄、私より日本の事を、良く知っている在日の友人、知り合いが沢山いる。
国籍が違うことで差別を受けて生きて来たので、皆、精神は強く、成功者が多い。

ほとんどが、飲食業、パチンコ、ホテルなどの経営者なので、豪快である。
成功者もいるが、貧しい人もいて貧富の差は激しい。

そんな中で、お医者様もいて、地域に根ざして開業され、どんな人たちにも親切なドクターである。

同じ国の人なら、親近感もあり、皆んな行ってるのかなと思いきや、
「あんなヤブ医者あかんがな!大きな病院いかな!」
と、意外にも評価は厳しいのである。

私なんぞは、噂で聞いていた親切な韓国人のドクターが2人で開業されている診療所に、いつか、診てもらいたいと思っている。

なぜなら、急に体調が悪くなったと電話したら、初めてで診てもらったこともないのに、点滴ぶら下げて、自転車で家まで駆けつけてくれるという。
「そんなお医者さん聞いたことないわ!」


この年になったら、癌でもなんでも難しい病気が発覚しても、手術もしないから、具合が悪い時だけ治療に来て欲しい。

白い巨塔」に登場するえらいお医者さんにはならないが、街の小さな診療所で、地域の在宅介護をされてる先生には、どうあれ頭が下がる。

「行ってあげてくださいね!」
「同じ国のお医者さんを、応援してあげてくださいね!」
と、高齢者に進めているのである。