2022-01-01から1年間の記事一覧

描き続けた「私のキャンパス」

さすがに、 「素足」が好きな私でも、 思わず、靴下を履いてしまう、 冷たい朝。 塵芥が、風に吹かれて、 澄み切った夜空に、 月は、煌々と、輝き、 明日は「皆既月食」の夜となる。 138億年前、 誰も、見たことも無い、 「ビッグバン」が、 宇宙の始まり…

「五感」は衰え「第六感」が残存する

気持ちの良い秋晴れに、 世界の悲劇を、 ついぞ、忘れてしまう程の、 日本の日常である。 社会から遠ざかり、 歳を重ねると、 少しずつ、人間離れして行く。 リアルな世界から、 スピリットな感覚が、 芽生え始めて、 直感的判断が、多くなる。 脳の機能低下…

あの「火星人」は、進化した地球人

昔の「写真館」で、 撮られた、 セピア色の、家族写真が、 古いアルバムに、貼られていた。 姉と兄は、 疎開先の田舎で、 日焼けした、真っ黒な顔の、 写真がある。 辛うじて、 都会にいた、 私と妹は、こざっぱりとした、 写真が残っている。 白黒の写真は…

「誰かの為」に、生きて来て

昔から、 「食欲の秋」と言われていたが、 歳を重ねると、 「人恋しい」秋を、感じる。 コロナのせいもあり、 友人や知り合いからの、 連絡も途絶えがちである。 久しぶりの連絡は、 亡くなった話や、 入院した話や、 施設入所の話である。 70歳を越えても…

これって「やっぱり、おかしい」

昨晩は、 一筆、手を入れれば、 満月になりそうな、 月を見ながら、眠りについた。 ゆっくり目の、 休日の朝、 やんわりとした、太陽の温もりが、 部屋を満たして、ベッドの揺籠。 穏やかな、 心模様を、打ち破るように 「北朝鮮弾道ミサイル」 発射の、緊急…

「ボンボンニッポン」

発展途上国からの、 「外国人技能実習生」達が、 日本で、働く理由は、 「金のなる国」だったから。 しかし、 世界の経済大国も、 今や、「青色吐息」と化した。 未来の見えない国から、 彼らは、 姿を消してゆくだろう。 日本の若者達も、 また、困惑してい…

「純粋な」小さな種

もはや、 「予防」と言えるのか、 定かでは無いコロナワクチン。 半年ごとに、 既に、4回接種した。 効いているのか、 分からないままに、 何とか、罹患せずに、無事である。 知り合いの中には、 ワクチンを打ってはいたが、 コロナになって、疑心暗鬼。 何…

「こんな世の中」に、うんざり

11月1日、 「万聖節」の前夜祭、 悪魔祓いの 「ハロウィーン」の夜に、 惨劇が、起こってしまったのは、 何故? 罪も無い、若者達の、 抑え込んだエネルギーが、 怒涛の如く、波に変わる。 解放されるために、 楽しいはずのお祭りが、 一瞬で、悲劇に変わ…

一人ぼっちの「秋の夜長」

今宵の月は、 満月では無い三日月だけど、 「秋の夜長」 お団子では無い、栗饅頭と、 「一歩堂」の、お茶を頂く。 一人ぼっちの、 「秋の夜長」が、 風流に、穏やかに暮れてゆく。 「秘境の温泉」には、 ほど遠く、 「都会のふろ屋」ほど、 大きくは無いけれ…

「出会った事のない」Z世代の若者達

冷たい風を、さえぎる様に、 閉め切った窓から、 暖かな日差しが、差し込んでくる。 贅沢な、 「イングリッシュ ブレックファースト」 時間をかけて、楽しんだ朝、 消音したテレビの画面を、 見ているうちに、 夢の中に、迷い込む。 まるで、 メタバースの世…

「甘えられない」淋しさ

大正生まれの、 二人の母は、女医であった。 まだ、 女医という職業婦人は、 数も少なく、 珍しい時代であった。 医師である前に、母であり、 医師である前に、姑であり、 娘として、嫁としては、 非常に、 「厄介な女性達」だったかも知れない。 二人の、主…

「ボタン」を押したら、全ては終わる

ロシアが、 核兵器を、使うのか、 取り沙汰されている。 時代は違えど、 国は違えど、 日本は、意図も簡単に、 核を落とされた国である。 よって、 使わないという可能性など、 無いと、思っている。 「世界の警察」 アメリカに、落とされたのである。 歴史…

「地球の悲鳴」が、聞こえて来る

秋の衣替えも、 出来ないまま、冬が来た。 いきなりの、 寒々しさに、はきもなく、 積極的な、意欲も失せる。 世界的な経済混乱、 終わらないコロナ感染、 政府への不信、 寒さが、拍車をかけて行く。 歴史ある国も、 世界に名だたる大企業も、 逆風に、翻弄…

忘れがちな「他所の国」

秋を追いやって、 冷たい冬が、居座っている。 虹の空に、 雷が鳴り響き、雪が降る! かつて、 経験の無い「空模様」にも、 慣れてきた。 去年も、 「秋のない冬」だった様な、 薄い記憶が、蘇り、 心も身体も、順応して行く。 果てしなく、遠い、 ウクライ…

自分自身を開示する「勇気」

日常の暮らしを、 「赤裸々」に、書いた、 漫画や、本が人気だそうである。 昔は、 本人、もしくは、家族に、 不都合なことや、困ったことなどは、 ひた隠しにして、平静を装ってきた。 現代になって、 精神を病んできた人や、 肉体に、難病を持つ人が、 「…

「ほっといて、かもてなや!」

押してくれる人がいれば、 「介助用」の、小さな車椅子で、 お散歩に行く。 長い夏も終わり、 待ちに待った、 「車椅子日和」になった。 車椅子に乗ると、 いつもの景色が、変わって見える。 目線は、 ちょうど、小学低学年程度である。 「ながらスマホ」の…

身も心も、温まる「プレゼント」

休日疲れが残る朝が、 ゆっくりと、明けて行く。 行楽の秋を、 冷たい冬が、追いかけてくる。 ウクライナの極寒に、 追い打ちをかける様な、 インフラ攻撃が、続いている。 人々を、「飢餓状態」にして、 心を疲弊させる、 「悪魔の様な」作戦。 即座に、 電…

「聖なるねずみ講」の様に広がる

法律家ではないので、 宗教に関する、 法律の解釈は、定かではない。 しかし、巷では、 この様な、新興宗教団体や、 また、個人的な霊能者に、 関わっている人達は、多くいる。 周りの友人達も、 軽いタッチで、宗教の話題をする。 「よく当たるのよ」 「お…

数えきれないほどの「生き恥」

人は、長い人生の中で、 数えきれないほどの、 「生き恥」を、かいている。 世間知らずの、 少女なら、「若さゆえ」で、 済んでいた恥も、 「良い歳こいた!」 大人になっても、まだ、かき続け、 昔から、 日本の常識、世界の非常識と、 言われた所以は、こ…

「昔取った杵柄」は、通用しない世界

感染、戦争、経済悪化、 かつて、 経験のない未曾有の出来事に、 遭遇している。 人は、 一瞬、驚愕はするが、 その内、 深く、思考する様になる。 備わった防御本能、 予測する危機意識、 平和な日本では、 育ちにくかった、本能が成長する。 人生の終末期…

「お洒落なスニーカー」に躊躇する

脚が悪いなら、 スニーカーを、履けと言われる。 若い頃から、 ピンヒールで、走り回った、 私にとっては、受け入れ難い。 若い女性達が、 フェミニンなドレスに、 ちょこんとはく、 可愛いスニーカー姿は、 ファッショナブルである。 しかし、 お婆さんのス…

「春夏秋冬」美学の「けじめ」

「雨は降らせない!」 と、言わんばかりの、 秋晴れの空。 時として、 自然は脅威となり、 裏切る様な出来事もあるが、 悲惨な夏を、 忘れるほどの、爽やかさで、 秋の存在を、見せつける。 洗い忘れた、 木綿のブラウスに、 薄手のカーディガンでは、 立っ…

「日本丸」は、何処へ向かうのか

昨日の、 今世紀最大の 「ブラックマンデー」は、 回避された様である。 庶民にとっては、 アメリカの株式市場の、 大暴落など、 あまりピンと来ないけれど、 本当に、 「Xデー」が、来た時には、 日本は、どうなるのか、 政府も、メディアも、ダンマリであ…

「新興宗教」の風が吹く

「明日、お茶会があるから、来ない?」 いつもながらの、 女性ばかりの「ダベリング会」 ではなく、 「今日のゲストは、〇〇先生です」 と、現れたのは、妙齢のご婦人。 華やかな場所には、似つかわしく無い、 「講義」が始まる。 本当の女性の輝きは、 姿形…

「弱みを見せない」弱虫

友人達との笑い声が、 いまだ、残っている、 優しい朝。 笑いを、 忘れた日々の中の、楽しい集い、 ひと時の、幸せ感を、 取り戻す。 誰の為に、 何の為に、 必死で生きて来たのか、 意味は、あったのかを、 その答えを、探している。 顔を上げて、 背筋を伸…

「鷲掴み」と言う神様

疲れが、進んでいくと、 谷間に流れる、 細い川が、現れる。 どこまで、 続いていくのか、見当もつかず、 心が、小さくビブラートする。 仰向けになって、 肉体の真ん中から、 薄ーい、煙の様になった、 生気が、失われてゆく。 一日の終わりに、 必ず、やっ…

仕事を辞めれば、「独居老人」

少し、動けば、 汗ばむほどの、夏日、 夕刻に、 薄く、つけていたエアコンを消して、 窓を開けたら、 紛れも無い秋の風が、 吹いている。 久しぶりの、 女性三人の来訪で、 姦しいランチタイムに、 おしゃべりタイム、 知らん間に、 「65歳、高齢者枠」に…

「私の私らしさ」は、誇りである。

「男らしさ」 「女らしさ」 が、禁句になった現代。 昭和生まれの、私でも、 ジェンダーレスの社会に、 共感できる事がある。 私達の時代には、 生まれた時から、 生物学的性差によって、 決められてしまう、 「生きにくさ」が、あった。 「男みたいや!」 …

「賃上げ」されて「手取りが減った」

ウクライナの空に、 再び、 ミサイルが、飛び交う中、 日本の経済対策、 「旅行支援」や、「入国緩和」 が、今日から始まる。 政府の頭の中は、 どこまでも、 「現金消費」の、損得勘定、 日銀が、 買い支えようが、効果のない、 「円安」の加速が、止まらな…

薄くブルーに変わる、「黄昏時」

いつからか、 沈んでゆく夕日を、見なくなった。 太陽が、 一日の、終わりを告げ、 薄くブルーに変わる、「黄昏時」 少し、寂しげで、 叙情的な、流れの中で、 景色も、心も、 リセットされて行く。 若い頃、 友人達との、集いの時間、 一杯の、 「アペリテ…