2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ワンルームに、薄紫のオーガンジーのカーテンで仕切られた、両手いっぱい広げた位の小さなキッチン。 なのに、冷蔵庫だけは二台ある。 食料品だけではなく、収納には便利である。 透明感のあるガラス仕様の、ドイツ製のトースターと湯沸かしと、電子レンジだ…
昨晩、知りあいから、一本の電話が入った。 「あの人、体調崩して、おかしくなってるらしいよ」 「天罰が来た!」 不謹慎にも、思わず心の中で、呟いた。 物心ついた頃、この人の言葉と行動で、人間に対して、初めての不信感を抱いた。 決して、疑われること…
日常の中で、呼吸するように、ブログ日誌を書き続けてきた。 川の中を流れる自分の姿を、小さなスマホに、 留めてきた365日。 タイトルも思いつかないうちに、本文が走り出すように、打ち込まれて行く。 ハレ、ケ、ケガレが繰り返される日々を、 鮮明に書…
若い頃から、オシャレは好きだが、化粧品にはめんどくさいところがあった。 一度、購入すると、廃番になるまで同じものを使う習性がある。 お化粧をし出して、50年以上にはなるが、 昔から、フランスの有名ブランドを愛用し続けてきた。 デパートの売り場…
自分の周りで、近しい人が自殺という行為で、 亡くなられた人達がいる。 まだ数年しか経っておらず、悲しみは癒えることはない。 悲報を知って衝撃を受けるが、日にちが経って行くと、かならず、 「何故に、自らの命をたったのか?」 に行き着くのである。 …
神戸市の元町や三ノ宮、少し西に行って長田区や兵庫区には、在日の中国人や韓国人の人達が、たくさん住んでいる。 私も仕事柄、私より日本の事を、良く知っている在日の友人、知り合いが沢山いる。 国籍が違うことで差別を受けて生きて来たので、皆、精神は…
娘は同じ女性で、同じDNAなので、普段は分かり合えるが、一度ぶつかれば、感情論で決裂する。 息子は男性特有の客観的な見方をするので、普段は関わらないが、何か問題が起これば中立な立場で判断を下す。 息子から論理的な意見を言われると、 「フーン、そ…
令和ムードが続く中での、週明けの日常を、 予測不能の川崎の事件に、衝撃と憤りを感じている。 しとしと降る雨の音を聞きながら、朝食の用意をしている中で、テレビが速報を流した。 被害者は、数十人の子供たちと聞いた瞬間から、時間が止まった。 最近、…
少し汗ばんだ身体を、冷やしてくれる様な久しぶりの雨の朝。 もともと、灼熱の太陽には弱いので、こんな日は、ほっとする。 知り合いに 「太陽が昇っている間に、走りたい!」 と、まるで北欧生まれみたいな人がいる。 中学生の頃は当たり前の様に、スポーツ…
世間で言われ出しているが、本当に一人暮らしの高齢者が増えた。 私の周りにも、こんなにも綺麗な人が何故独身のおひとり様。 夫と死別、子供もいないので、ほんとのおひとり様。 若い頃に離婚して、そのまんまのおひとり様。 何故か、夫に先立たれても、妻…
女性が5人集まると、4人が、安定剤を常駐している。 持たないと外出できないと言う。 飛行機は乗る前から、薬を服用。 新幹線は、グリーン車で、窓の景色を見てれば 大丈夫らしい。 満員電車はやばいらしい。 口を揃えて言う一番苦手な乗り物は、 「バス!…
テレビを見ていると、日本は豊かな国に見える。 有り余った食品ロスの報道。 それでも、御構い無しの食べる番組。 芸能人や経済人の、セレブの豪邸や贅沢な暮らしぶり。 パレートの法則で行けば、80:20で、それらの人達は、20%に過ぎない。 私も含め…
容姿が、すこぶる美しいだけでも、自信は80点はいける。 容姿が難ありでも、ダントツ頭脳明晰なら、それも、自信は80点はいける。 容姿も頭も、残念ながら惜しくても、お金が山ほどあれば、堂々と、自信は80点を越える。 自信が一つでもあれば、ラッキ…
男に大義名分があるように、女にもポリシーがある。 最初から掛け違えたボタンではなく、それぞれの行動には、深い意味があり、理解をしようとせずに、どちらも我慢を優先して、その場を回避する。 離婚する時には、罵詈雑言、恨み骨髄のような終わり方をす…
「ためこみ症」という病気があるらしい。 物を買い過ぎて、整理ができず、ゴミ屋敷になっている人らしい。 「買い物依存症」や、「適応障害」など、 最近はなんでも、メンタルな病名がつく。 失礼な話である。 昔は古い一軒家に住んでいたので、半端ないほど…
ひょっとしたら、土曜日は月曜日の次の日? であり、6月は1月の次の月?くらい、月日のたつのが早い。 私くらいの歳になると、1日が48時間欲しいくらいに、地球の回るスピードを遅らせたいと思っている。 若い頃には、思いもしなかった、1日、1年の大…
最近、何だか、じわじわと物の値段が上がってきている。 芦屋の住民なら、みんなが知ってる、 「芦屋大丸地下食品売り場」 が、だんとつお高い事を! 庶民の味方コープさんの、2倍は越えている。 高いだけあって、品質には間違いがなく、 「やっぱ、大丸?…
梅雨を飛び越えて、夏が来た。 「車椅子で、散歩しましょう!」 こもり気味の私に、声をかけてくれたので、 思い切って、外に飛び出した。 進行速度は、自転車よりは遅いけど、当たる日差しも風も、みんなと変わらず味わえる。 いつもより、目線が違う風景に…
唐突に、襲ってくる。 時計の針が止まるように、思考ができない。 体温調節が狂い、出口を失った体温がこもる。 カタカタと音を鳴らして、負の回転扉が、押し戻してくる。 互い違いの歯車が、歪みの中でうねりだす。 脱出するためのパラシュートが開かない。…
5月末で、一旦、ブログ日記を終える事になって、何故か、訪問してくださる人達が増えてきています。 このブログを始める頃、息子から、 「かならず、貴方のアンチはいますよ」 は言われていた。 もちろん、この歳で、自分を押し出すような事をするつもりも…
生まれた時は、純真無垢、天真爛漫。 皆同じ。 赤ん坊の時から、人の顔色見る事はない。 スタートは同じでも、環境条件によっては、性格、人格が、大きく変わっていく。 特に、影響を及ぼすのは親である。 三つ子の魂百までと言う言葉があるように、最初に出…
「限りなく、隠蔽に近い」 尼崎高校で起こった体罰事件での、教育委員会の報告である。 明らかに、確実に、 「隠蔽でした」 と、なぜ言わない。 いつも、感じることだが、公務員の失態は、 曖昧に、ベールがかかったがごとくの言語を使うのは何故なのか? 人…
一昔前、電車の中や待合場所では、新聞や文庫本を見ている人がほとんどであった。 今は、そんな姿を見かけない。 おっちゃん達は、仕事の行き帰りは、必ず新聞を丸めて持っていた。 ましてや、ポーチやリュックなど、とんでもない話である。 携帯電話やスマ…
私にとっては、また、魔の季節がやって来る。 毎年、6月には、心身ともに壊れやすい。 人によっては 「四柱推命で、5月、6月空母で、弱い月って言われたんよ!」 と聞いたりする。 弱い年、弱い月、弱い方角、弱い人など、何となく、確かにうまく行かない…
仲良し3人組が、旅に出た。 絵画のような、オーシャンビューのお部屋。 最高級のディナー。 とびっきりのお洒落をした3人組の夢の旅。 お金はある、時間はたっぷり、いつでもどこでもいける自由人。 「次は、ハワイに行きたいのに、誰かいないかしら?」 …
天から見れば、これくらいの厳しさは当たり前。 「何言っとんのや」と、声が聞こえる。 この歳になって、女だてらに、ジャングルを四駆で走り抜けるみたいな醍醐味である。 草むらには、ライオンやハゲタカが潜んでいる。 苦しさだけは、年齢を問わずにやっ…
85歳まで、一度も結婚せずに、生きて来た。 すでに、家族はなくなり、遠くに妹が一人。 東京の下町で生まれ、育ち、自宅で小さな店をかまえて、嫁がず後を継いだ。 そろそろ、家を売って、有料老人ホームでも入ろうかと、ぽろっと呟いた。 その2、3日後…
大昔、例えば、江戸時代の武士達には、命より大切なものはあったかも知れない。 大義名分、恩や義理などで貫くことが、尊厳に値する道理であったらしい。 しかし、現代においては、 「命」が、何をおいても優先される。 お金と命。 命が取られるならお金が取…
いきなり、夏物の衣類が必要になった気候に面食らってしまう。 まだ、5月、どうなってるのかしらと着るものを考えていたら、夏物の衣類があまりない。 ある歳から、そろそろ、断捨離で身辺整理をし出してから、随分の年月が立つ。 勿論、家具から、キッチン…
大したことではないが、自分の骨の始末を、考えている。 これだけは、他人様にお願いするので、決めておかなくてはならない。 10年ほど前は、まだピンと来ていなかったし、現実離れした妄想もあった。 妹が、石垣島にすんでいるので、あの美しい碧い海に蒔…