2021-01-01から1年間の記事一覧

「命日」は、忘れない。

歳を重ねてくると、 寂しい話が、 「命日」の数が増えてくる。 人の結婚式は、出席しても、 他人の「結婚記念日」など、 忘れてしまう。 親しかった人、尊敬していた人、 亡くなるまでの経緯や、 亡くなる原因によっては、 「命日」が、近づくと、想い出す。…

勤労感謝の意味

眩いばかりの日差しに騙されて、 窓を開ければ、冷たい風が吹いている。 人に優しい休日の朝、 登校する子ども達の声も、聞こえず、 風に靡く洗濯物も、まだ見えず。 家族もゆっくり夢の中。 「勤労感謝の日」の祝日は、 そんな人達のためにある。 混沌とし…

自分にだけ「優しい人」

的確に意見を言う人は、 狡猾な言い回しに聞こえるが、 圧倒的に、他者を抜いている。 その様な人は、 一般的には、人からは好かれない。 しかし、 「ここが嫌」は、ある意味、魅力的であり、 個人的に知り合うと、惹かれてゆく。 その様な人と、暮らしを共…

頑張れ、飲食業界!

一年前に注文した、 「幻のクッキー」を、受け取りに、 海沿いを走って、垂水に向かう。 一年待つから、美味しいのか、 美味しいから、一年待つのか、 定かでは無いが、 ルーティンになっている。 クッキー店に、 クッキーがないのもおかしな話だが、 お客さ…

小さなアベノマスクから鼻が出る

「鼻だしマスク」で、 どこかの議員が、議員辞職まで、 命じられた報道があった。 コロナ禍の中、 色々な事情や、状況はあれど、 マスクで、議員辞職までは、 前代未聞である。 議員も、司法に答えを委ねている。 個人的には、 じゃあ、あの小ちゃな 「アベ…

未だ、休業状態。

仕事で使っていた、大きな白板があり、 今は、 私の物忘れ用の、道具に、 成り果てている。 専門的な仕事をする為に、 特に国家資格を合格すると、 大学受験より、嬉しい。 これさえあれば「鬼に金棒」 と、思ってしまうが、 そうはいかんのである。 受験内…

「死んだらあかんよ」と答えてくれた。

年寄り同士が、 何かの行き違いで、こじれると、 修復は難しい。 柔軟性に欠けた頭で、 思い込むと、 「ポストは赤い!」から、 脱出不可能である。 広い世界には、 「青いポスト」もあれば、 「黄色いポスト」も、あるんやけど? 「そんなもん、見たことに…

怪奇月食?

夜空を見上げれば、 いつもながらの、 美しい光を放つ月が、 すっかり、別の顔を見せていた。 皆既月食ならぬ、 「怪奇月食?」と、思うのは、 私くらいかしら。 140年前に、同じ月を見た人は、 この世には、一人もいない。 来たる65年後の皆既月食、 …

脚下照顧と言う言葉

「プッシュ型」給付金どころか、 チョロチョロ、小出しの支援対策、 まるで、 「牛のよだれ」の様な、歩みである。 そんなことしていたら、 「死にますよ!」 救うどころか、「間に合いませんよ!」 この2年間、 仕事も辞めての自粛生活、 ややこしい人間関…

「一家団欒」て、何?

「物心つく頃」とは、 人によって、違う。 私の場合は、 多分、3歳前後と、記憶している。 70年以上、たった今でも、 残り続けた悲しい記憶がある。 当時は、 今の様な、食卓テーブルがなく、 座敷机で、一家6人が、 食卓を囲んでの、食事である。 父は…

「食って、飲んで、やって、チョン」

生前、立川談志さんが、 人間たかが、 「食って、飲んで、やって、チョン」 と、言われてたらしい。 ある意味、 本質をついている言葉にも思える。 富裕層から貧困層まで、 色々の人に出会ってきたけど、 人間の煩悩には変わりはない。 教育の中で学んだ、 …

心の片隅にある世界

ガラスの様な繊細な心に、 寄り添うことなど、 触れることさえ、出来ないできた。 無骨な私が、 手掴みで、触れば、 積み上げた、美しいガラスが、 音を立てて、消えてゆく。 彼らが 大切に守っているものを、知っている。 この世には、存在しないと、信じて…

若さゆえに、

急ブレーキもかけずに、 あの曲がり角を、何度も曲がった。 真っ逆さまに落ちるかも知れない、 崖を、思い切り飛び越えた。 引き返せない道を、 後ろを、振り返りもせず、走り続けた。 全くもって、意味のない理由に、 「はい」と言えずに、否定した。 夜の…

世界の日本から、世界の中国に

もはや、先進国のなかでは、 日本は、「蚊帳」の外である。 経済、防衛、宇宙工学、先端医療、 EV製造、 全てにおいて、 中国は、世界に躍り出た。 40年前、 日本の、製造工場は、 人件費の安い、中国に移管した。 同時に、技術もノウハウも、 全てを、…

「依存性」は、誰にでもある。

人には、 誰にも、「依存性」はある。 依存症まで行かなくても、 「依存性」は、多少なりともある。 物質による、 アルコールや、薬、 プロセス的には、 ギャンブルや、ショッピング、 最近流行りの、 SNSや、ゲームなどがある。 度を超えて、精神的、肉…

政治家たちの「軽い100万円」

「これって、何?」 新人国会議員が、声を上げた。 もらった封筒の中に、 チャリ銭の如く、 軽く100万円の札束である。 貰った方が、 「おかしい!」と思うのもおかしいが、 まともな人の発想である。 他の政治家は、 当たり前のように、 上から、降って…

老兵は死なず、ただ消えゆくのみ

仕事を、お休みしてから、 2年が経った。 お休みどころか、辞めたに等しい。 コロナ感染の動向を見ながら、 タイミングを図っていたら、 あっという間に、月日が経った。 「もう、仕事は無理かも?」 すっかり、自信を無くし、 年月が、老いに拍車をかけた…

与えれる精一杯の愛の中に、

小ちゃな女の子が、 花籠一杯に、 きれいな言葉を集めてた。 青い空を、流れる雲から、 鳥のさえずりが聞こえる、緑の森から、 暖かな光が、雪を溶かして、流れる川から、 花籠に、詰め込んで。 見えない言葉を探し出し、 聞こえない言葉に、耳を澄まして、 …

次なる波が、来る前に

少し、日常を取り戻したかの様な、 街の風景。 マスクやソーシャルディスタンスは、 常識の範囲内。 パンデミックの最中の、 疑心暗鬼の様な、不安が消えて、 足早の買い物も、 ゆったりした流れになった。 ショーウィンドウの、 冬のファッションに、立ち止…

守られない女性達

一昔前、 妻が、働きに出る、 いわゆる「共稼ぎ」と言われていた。 事に仕える、仕事をして、 国に貢献しているにもかかわらず お金に執着した、失礼な言い方である。 「共稼ぎ」をしている家庭に対しては、 「事情があるのね」 と、少々偏見気味の時代であ…

「気の毒な人」

昔、私から、 「気の毒な人」 と、言われたことがあると、 突然、友人から告白された。 「えーッ?」 前後の会話によるが、 あまり、良い言葉ではないので、 静かに、聴いて見る。 「気の毒」は、字の如く、 気「心」に毒が回って、 もはや、救いようがない…

「好き」から始まる

若い二人が、NYに旅立った。 「好き」という 純粋な言葉から始まった、 春の嵐の様な、ドラマチックな恋。 男女の恋の始まりは、 ほとんど、 「好き?」と言う一方的な想いから、 脚本は作られてゆく。 ひょっとしたら、 「恋物語」の、 脚本も、登場人物…

週末は、貴重な時間

急ぎ足でやってくる週末になると、 何だか、ホッとする。 2年間のパンデミックの中、 常に緊張の連続で、 働き続けてきた、社会人にとっては、 束の間の、休息でもあり、 安堵の時間だったと思う。 ウイルス感染者が、減少傾向 家族との旅、会食、 友人、職…

「お疲れ様でした」と言える人生

生野菜や、フルーツを、 ミキサーで攪拌したフレッシュジュースから、 朝は、始まる。 五臓六腑に染み渡り、 「ああ、健康!」 と、勝手に思い込みの何十年。 大病こそ、未だ、してはいないが、 身体中、病気のデパート。 ほぼ、民間病院の診療外来で、 御厄…

寂聴に捧ぐ「本当の私を知っている」

「いつから、私を見ていたの?」 雨上がりの、澄み切った夜空に、 美しい、上弦の月が出た。 満月ではなく、 欠けた月に、ホッとする。 この世から、 貴方にたどり着くには、 時速200キロの新幹線で、 80日かかると言う。 近くじゃないけど、 遠くでも…

一般人も真実を知りたい

昼下がりの青い空に、 手を伸ばせば、届きそうな、 真っ白の雲が浮かんでる。 遠くの山並みに、 近くの家の屋根に、 今にも、フワフワと、落ちてきそう。 なんだか、低い空が不思議である。 数々の、不思議な現象が起こっても、 「一般人」は、 温暖化やら、…

ファッショナブルな貴方のアバター

買ってきた新しいコートが嬉しくて、 「これって、10年は着れそうでしょ!」 と、嬉しそうに、息子にいうと、 「母さん、ファッションは刺身や」 食べてチョン、着てチョン、 と言われて、びっくり。 当時、アパレル業界にいた息子の言葉に、 変に、納得。…

国会の椅子は捨てないの?

上がる、上がる、 何もかも、物の値段が、上がっていく。 原料不足で、製造減産、 人材不足で、運搬できず、 世界の経済活動で、原油高騰、 「衣食住」+移動の為の乗り物、 人間のライフラインの全ての、 価格の上昇。 ますます、格差が進んでいく。 東京五…

「北風と太陽」

冬の木枯らしに、追いやられた秋が、 姿を消して、冷たい朝が来た。 いよいよ、 ウイルスが好む環境になってゆく。 「嵐の前の静けさ」 の様な、不気味ささえ感じる。 政府は、上段から、 豆まきの様に、お金をばらまき、 意味なく落とされたお金を、 国民に…

たった一つだけの願い事

ドクターの目の前で、 手の打ちようもなく、 多くの命が、奪われていった苦しみ、 安心の我が家の中にも、潜んでいる、 コロナウイルスの、恐怖、 会いたい人にも会えない どうしようも無い、寂しさ。 人が人を救えない事を知り、 世界中の人が、味わった、 …