2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
お金はたまらず、ストレスはしっかり貯めれる のである。 私にとっては、どちらも自分の持ち物であり、 大切である。 自分で管理が出来ずに、他人に流出する様になれば迷惑な話になる。 お金はまだしも、私のストレスの受け皿になった人は、たまったもんじゃ…
周りを見れば、まるでスローモーションのようにゆったりと流れている中で、死に急ぐように、動いている私がいる。 寿命が伸びて、100歳までと言われてはいるが、一部の人の話である。 職業柄、人の死に向き合う事が多いが、やはり残された家族にとっても…
「どんな男性が好きですか?」 今更、この歳になって、誰からも聞かれないが、もし聞かれたら即答出来る。 「必ず、何かのスポーツをしてる男性」 小学生の頃から、スポーツにたけた男の子が好きで憧れていた。 その時代には、文武両道の人は少なく、勉強が…
期間限定の案件は、計画能力と処理能力が必要である。 しかし、現実はそう簡単にはいかない。 風も吹けば、雨も降る。 相手の都合もあれば、自分の都合もある。 そして、何より社会の制度も変わり流れもある。 今回、私に起こった出来事を通して、つくづく痛…
目が弱いので、眼科にはよくお世話になる。 素敵な女医さんで、よく説明してくださるので、人気である。 今朝、起きた時から、右目が見えにくい。 「これは、やばいかも?」 眼球ではなく、もっと奥の方、脳の中ではないかと疑う。 部屋の電気はついてるのに…
本当に、錦織君のテニスの試合は、疲れる。 手に汗どころか、冷や汗が出る。 わざとやってるのかと思うほど、最初はもうあかん?かしらと思わせる。 子供時代のビデオを見ると、おとなしく、無表情、「世界の錦織」になるとは、全くもって、想像がつかない。…
デパ地下のエレベーター脇の椅子に一組の老夫婦が座っていた。 ボタンが押されていなかったので、カートを引いた私がボタンを押した。 間も無く、到着したエレベーターは満員の上に、車椅子の人が降りて、まだ降りると思いきや、扉が閉まりかけたので、私が…
「あんなおとなしい、静かな人が」 と、事件や事故が起こると、知人がインタビューに、こんな風に答えている。 私は意外なことがあっても、あまりびっくりはしない。 人は皆、見たまんまではない。 発する言葉も、反対言葉が多い。 長い人生の中で、数多くの…
この二日ほど、座る暇もないほど、忙しい日が続いていた。 夫の80年間の人生の後片付けに明け暮れたのである。 なんでもその場で捨てる私とは違って、ガソリンのレシート一枚残している人であった。 最近は、「何でも屋」みたいな業者が来て、買取から回収…
「お母ちゃん?」 蝉の声と、まとわりつくような真夏日。 見上げた母の白い日傘が、真っ白な空と同化して、時間が止まっていた。 「チロは、死ぬの?」 答えない母の目から、冷たい雨のような涙が、私の頬に落ちて、伝った。 全身の毛が抜けて、真っ赤な皮膚…
パパイアを取りにおいでというので、 三日の日に知り合いの畑に行った。 おじいはパパイアの木に登り、実をなげる。 おばあは木の下で受ける。 とっては投げ、とっては投げ、 おばあは、一つも落とさない。 リウマチのおばあの指は、曲がって小さい。 おじい…
幸せな結婚の知らせの後には、 「赤ちゃんが産まれました!」 の、嬉しい報告が、知り合いの女性からあった。 「おめでとう!」 当たり前のお祝いの言葉の後に、 「お医者様から、障がいがある」 と言われたらしい。 少し息を飲んで、戸惑いはあったが、病院…
地震直後、家のすぐ近くにある自衛隊の総監部から、何十機ものヘリコプターが、神戸方向に戦隊を組んで飛んで行ったことを、今でも鮮明に覚えている。 友人のご両親や息子さんの悲報が、落ち着いた頃に次々と聞こえて来た。 今日は、沢山の人達の命日である…
最近、妙に、すれ違う乳母車の中の赤ちゃんが、気になって見てしまう。 可愛くて、立ち止まって見てしまう時がある。 時々、赤ちゃんではなくワンちゃんが、乳母車に乗ってる場合も多くなった。 素敵なママが押すベビーカーが、またすごぶるグットで、びっく…
家の中を見渡せば、プラスティック製品は、山程ある。 いつの間に、すべての飲料水が、ペットボトルに変わったのかも定かではない。 女性が、瓶を片手にラッパ飲みするのは、ラムネ以外ない時代もあった。 現代は、会議しながら、歩きながら、どこでもペット…
だまし討ちのような冷たい風。 温かな部屋の窓からは、まるで春のような陽射しに、少し薄手のコートを羽織って出かけた事を後悔した。 用心深い性格のわりには、時々大胆不敵な私がいる。 「そんな薄着で大丈夫?」 と、周りに言われて、歳を忘れた行動をす…
「あの人は、知らない方が良いのよ」 という人達がいる。 私は、どんなに自分にとって不都合な事でも、 真実は知りたいと思う。 得てして、家族が隠し事をする場合が多く、 年月が経った頃に、 「実は、あの時貴方には言わなかったけど、本当はね・・・」 と…
死に方は生き方とよく言われる。 自分では死に方は選べないが、死が想定内に入れば、準備もできれば整理もできる。 私のように、事が起こるまで何もしない人間にとっては、ありがたいアドバイスである。 昔から、死に関連する言葉は忌み嫌われていたが、最近…
揺らぐ世界に眼を伏せてはならない。 私ごときが、批判も評価もできないが、 暮らしの中でも、常に見つめて行かなければならないと思う。 夢や希望は持つべきではあるが、上っ面の平和に流されては行けない。 欧米のうねりの波は、必ず、すでに20年は遅れ…
60歳前後、定かではないが、そのあたりで、細胞分裂するように、もう一人の年齢不詳の私に遭遇した。 と言うように、心療内科に行けば、精神科に回されるかもしれない話である。 何かを話せば、音としては発しないが、口から出る言葉が、重なり合いビブラ…
命短し、恋せよ乙女 赤き唇、あせぬまに 熱き血潮の、冷めぬまに、 明日の月日の、なきことを 私達の年代で、この曲を知らぬ人はいないだろうと思う。 私もまた、心が疲れた時この歌を口ずさむ。 若い頃には、唱歌のように聴いてはいたが、 歳を経て改めて聴…
不幸せって、どういう事なのか考えてみた。 お金がない事? 恋人がいない事? 結婚ができない事? 病気を持ってる事? どれも違うような気がする。 小さな事、大きな事関係なく、個人に対して、一方的に不当な不利益をもたらされ、そのことで日常生活に不自…
「うん?」 と思ったのは、3ヶ月前。 お互い性格も似てるので、一年に3、4回位しか会わないが、30年以上の付き合いである。 女っぽくない私達は、昔から二人の会話は、 社会情勢や、政治の話が多く、世界で大きな事件や災害が起こると、長文のメールが…
一週間ほど前から、ブログ投稿が出来なくなり、四苦八苦しながら、触りまくっては投稿にこぎつける有様。 指先一本で、いとも簡単なスマホが、一度トラブルが発生すると、どうにもならないのが高齢者。 「年甲斐もなくブログはやめとき」 と、言うことかいな…
暮らしの中の、生活必需品に関しては、待たずして未来は手に入る。 人間の手を借りずして、全ては自動になる。 平成生まれの若者が、テレビのインタビューで 「免許証なんて取りませんよ。車は自動運転になるのに。」 と言うことは、高齢者は免許証返さなく…
相変わらずの美しさである。 後期高齢者に手が届く年齢、独身である。 彼女とは月一回、会食する。 「今日は地味なかっこして来たんよ」 と言うが、明らかに私よりは派手である。 未だに男性にはモテモテである。 羨ましい話だが、会う度に新しいボーイフレ…
食生活だけは、贅沢三昧して来たので、 血液検査では見事に数字が証明される。 衣食住の中で、未だにシンプルに改善されずにいるのが、食生活である。 お肉は、少ない量でもサーロインステーキ、すき焼きもやはり柔らかい霜降りを選ぶ。 シチューにもお肉は…
「貴女はマイナス思考やからね。」 姉から、意外なことを言われた。 幼い頃から、好奇心は強い、気は強い、土壇場に強いと、褒めてんのか、けなしてんのか分からない様に言われて来た。 あまりに辛いことや苦しいことに出会い過ぎて、物事が良き方向には簡単…
闇夜の鬱積を吹き飛ばすように、窓から輝かしい光が差し込む朝が蘇る。 充電されたエネルギーが、動き出す。 若者達の希望の足音が聞こえてくる。 まだ見ぬ未来に、私は存在しないが、 預けられたバトンは、確実に若者達の手の中にある。 もはや待ち時間のな…
60歳を越えた頃から、人の死に方、生き方に、目が行き出した。 最後まで、自分の考えを貫き通した頑固者。 親や人の言うこと聞かずに失敗を繰り返すわがまま娘やわがまま息子。 危険を承知で人助けして命を落とす馬鹿者。 騙されても騙されても懲りない正…