2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

働いて頂く

「働かせてあげる」から、「働いて頂く」に、 企業の雇用は変化して行く。 空前の少子化により、大変な事になっている。 優秀な人材を、企業は求めて来たが、もはや、選んでる場合ではない。 有休は、十分取れる事。 全ての社会保障完備。 残業はなし。 若い…

親の背中は汚いかも

人から嫌われることを恐れない事にしている。 好かれたいを優先すると、結果、お互いにとって良くない事になる。 私は、薄情な性格だと思う。 だから、相談されても、知りうる限りの知識と方法は提供するが、選択して決定するのは、本人なので解答はしない。…

ババローグ

60代には、まだ老化を感じてはいなかった。 朝の目覚めもすっきりと、手早く準備をこなして、仕事に飛び出していた。 8時間の講師業を、難なくクリア。 夜には、人とのお付き合いで、楽しい時間を謳歌できていたのである。 始まりは、70歳が目前に見え出し…

お金がある時ない時

ショーウィンドウに飾られていた車が、すこぶる気に入って、 「これ、下さい!」 と、ドレスを買う様にその場で買った。 説明も聞かず、試乗もせず、営業マンは唖然とした顔をしていた。 それから、10年、私の足となって、日本国中を走り抜き、赤いランプ…

悲しみは皆同じ

昔から、人の自慢話に、羨ましいと思わない性格だった様に思う。 容姿端麗、頭脳明晰、地位名誉、氏素性、高額所得者(セレブ)、海外生活、芸能人など、 人が羨む様な事に出会ったり、聞いたりしても、感嘆はするが、羨んだり、嫉妬することがない。 「自慢…

有資格者この指とまれ!

私の周りは、結構独り者が多くいる。 勿論、若い頃には家族はいたが、訳あって、現在は一人者。 また、出遅れたのか、良き伴侶に出会えず、 残念ながら、ずっと一人者。 あとは独身主義を貫いている独り者。 ほとんどが、国家資格を持ち、または、職人肌の専…

男と女の本当の付き合い方

世の中、不倫流行りで、目立つ芸能人や政治家たちが、バレちゃって、謝る相手は奥様なのに 「皆様にはご心配かけまして、申し訳ありません」 と、国民に向かって、深々と頭を下げて、消えて行く。 「貴方のことなど、私らちっとも心配してまへん!」 神代の…

病気を受け入れる時

自律神経がパニックになるほどの、温度差に、 神経も肉体もおかしくなる。 天気予報どおりに行動すると、とんでもないことになるので、一枚多めに着て外出する。 著名人の病気や死亡が、本人のブログなどで、 テレビより先に拡散するので、昔の様に後になっ…

脳の中から消えてゆく言葉

中学生の頃、眼に映る物を見るたびに、英語に変換して覚えていた記憶がある。 あれから60年が経ち、最近、その時と同じ様に、英語ではなく日本語で言えるかを試している。 なんだか情けない話ではあるが、人の名前や物の名前の名詞、四文字熟語がおもいだ…

転職を希望へと繋げる

私達団塊の世代は、大学を出てそこそこの企業に就職すれば、定年まで勤め上げるのが普通であった。 まあ、言えば、一つの会社に一生を捧げるのである。 現在は、公務員は別だが、大企業のサラリーマンも銀行員でさえ、転職する時代である。 面白くないから辞…

会いたくない人

聞きたくない話、見たくないもの、そして会いたくない人は、それなりにあると思う。 しかし、日本も世間も狭いので、偶然出会うことがある。 こちらが先に分かれば、知らん顔してその場を離れることはできる。 エスカレーターやエレベーターで会ってしまうと…

結婚か仕事か

お嫁さんになって貰えたら嬉しいと、勝手に思っていた女性たちがいる。 しかし、どの女性たちも、嫁にするにはもったいない。 社会的にも、有資格者で専門職。 経済的にも自立。 聡明で、容姿端麗、天は二物を与えている。 そんな女性を、家系のしがらみの中…

希い願う、

果てしなく続くレールは、直進ではない。 知らない間に切り替えられて、左旋回して走って行く。 車窓から見える景色は変わらず、乗車している私達には分からない地図にない道。 跨いで通る別の国。 伝わらない言葉、見知らぬ人々の世界で彷徨う心。 一本の樹…

大切な物もゴミになる。

欲しい物は、必ず買った。 そして満足し、楽しんだ。 必要なものは当然買い、計画にはないが、偶然出会いまた買った。 人間の物に対する欲求には、終わりがない。 新しい物、欲しかったものが手に入る官能の世界。 食欲、性欲、物欲は、人間の煩悩であり、 …

お手本にはなれない

「年取るのが怖くなくなりました」 私を見て、時々若い人が言ってくれる。 そう思ってもらえるのは嬉しいが、私のような人生では後悔します。 少々、頭の中は夢見る夢子で、好き勝手やってるので、自由人に見えるのだろう。 「努力と我慢でここまで来ました…

芦屋の街に招く。

以前から噂はあったが、はっきりしたことは、知らなかった。 JR芦屋近辺が、リニョーアルしてステーションビルができるらしい。 先日、芦屋大丸4階にあるショップをのぞいたら、店員さんが駆け寄ってきて、 「3月17日で閉店になるんです」 「やっぱりね…

危険予測して生きる

「毒を入れないだけまし」 とは言えないが、不快な思いである。 そんな事されてるとは、食べてる時は思わないが、動画を見せられると、絶対あり得ないとは思わない私がいる。 知らないうちに、自分も被害にあってるかも知れない。 成熟しきれない大人子供み…

祈りと出会う。

まさに、今の時代に頂点にいる人にとって、 癌の告知は、過酷である。 目の前が真っ白になり、震えがくると言う。 絶望との葛藤が始まる。 ドクターが、治療すれば治癒しますと言われも 、耳には入らず心が否定する。 半信半疑の状態から始まり、徐々に現実…

引きこもりの楽しさ

毛ばたき片手に、部屋の中をゴソゴソしているのが、好きである。 冬は引きこもりの季節と言われ、私にとっては有難い。 「寒いからね・・・」 「足が冷えるから・・・」 お誘いを、堂々と断れる。 昔から、集団苦手、グループ弱い性格で、買い物も、旅も単独…

地域には根ざせない。

太陽も登り、少し身体も温かくなってきたので、近くの喫茶店に、寄ってみた。 「お久しぶりです!」 顔見知りの女の子が、笑顔で迎えてくれた。 半年ぶりに行ったので、話も盛り上がり、 「この地域は、怖いです!」 と、言うのである。 何が怖いかは、分か…

束の間の眠りの中で

湿った春が、道の真ん中で立ち止まり、 冬が明けるのを待っている。 だまし絵の様な朝の光。 窓ガラスの中の偽りの青空。 「みんなが健康であります様に」 と祈る言葉が、綺麗事。 うつつを抜かした人の中では、神はいない。 映るテレビの裏側に真実がある。…

5年間生存率

同じ地域で、同じ病院で、同じ日に、消化器癌の手術をした知り合いがいる。 一人は、胃周辺。 もう一人は、腸周辺。 少し歳の差はあるが、癌のステージは同じくらい。 術後の苦しい時期を乗り越えて、無事退院。 胃癌の人は、若い頃から大食漢でグルメ志向。…

もう少し冬でいて。

春手前の戻り雪が、約束通りの粉雪を、降らせています。 そんなに簡単には、春にはさせじとの吹きっぷり。 わたしは、居座る冬が好きである。 自然の脅威と戦う様に、科学は進歩し、ファッションセンスを脅かすことなく、防寒服はそろっている。 赤十字の人…

貧乏に慣れる

ありがたい事に、幼い頃から、食べることもできない貧しさを経験したことがなかった。 私学に行きたいと言っても、通れば、知らないうちに親は授業料を払い、四人の子供の教育費に関して、文句を言われたこともない。 まずいや美味しいやの文句を言う事はあ…

釈迦に説法

「先生に、こんな風に注意すると、気分を害されるので、言いにくいのですが・・・」 と言われることがある。 「いえいえ、私が分からないことは教えてください」 と答えるが、長い付き合いの人には、どうにも顔に出てしまっているのだろう。 ばれちゃってる…

バーチャルな私を作りたい。

「ボーっと、生きてんじゃねーよ!」 と、NHKのチコちゃんみたいに、言いたくなる時がある。 チコちゃんみたいにバーチャルで、可愛ければ良いが、ただの婆さんが言っても、反撃されて終わりである。 要は、甘いんですわ! 子供のまんまなんですわ! 怠惰…

AIが助けてくれる未来。

AIロボットが、社会に進出して来たら、 人間の仕事はなくなるのだろうか? まず、工場はシステムエンジニアだけが残るだろうが、人間の手で組み立てていた単純作業はなくなる。 同じ事を繰り返すような仕事は、人間でなくても出来るし、人間の仕事も進化し…

一番美味しい中華のお店

亡くなられた大切な人との思い出の場所には行かない、いえ、行けないのである。 若い頃から、三宮は、我が家の庭のように、飲んだり、食べたり、買い物したりと楽しい思い出が沢山ある。 その中でも、中華の家庭料理なら、この店しかないと言われていた「天…

あー、しんど。

朝、目覚めたときから、空虚感がある。 「もう、生きてるのもしんどいな」 と、心が呟く。 昨日までの感謝の気持ちが、どこに消え失せたのか? 二日前に見た、中国の山水画のような春霞。 雄大な山々が、帯状の雲に覆われた「春霞」にも似た、ぼんやりとした…

大切な物も残さない断捨離

義父の代からの家が広いので、オフィス兼自宅仕様の1LDK住まいの私は、入り切らない家具や物を都合よく倉庫のように使用していた。 今年、その家を処分、「買取屋」に依頼したら、結局最後には「引き取り屋」で精算。 0円で、ゴミひとつ残さず、綺麗さ…